島田陽子さんというと個人的には、1980年のアメリカのテレビドラマ『将軍 SHŌGUN』の成功による国際派女優のイメージが強いです。
ただその後は、不倫騒動や借金問題があったりして、女優人生が迷走し始めたという印象しかありません。
そんな島田陽子さんが亡くなり、親族からの遺体引き取りを拒否されているという記事を読みました。
大腸がんによる多臓器不全で先月25日、69歳で急逝した女優、島田陽子さん。遺骨はひっそりと自宅マンションに帰宅したというが、往年の国際派女優としては何とも寂しい幕引きだ。何が彼女の人生を狂わせたのか。
亡くなった時、島田陽子さんのことはすっかり忘れていました。
最近は、女優活動はしていなかったようでテレビ等でも見かけることはなかったので、当然かもしれません。
芸能界では他界後、財産相続などをめぐる争いは珍しくはない。だが遺骨の引き取り騒動となるとそうはない。当初、2人の妹を含めた親族が遺骨の引き取りを拒んでいると伝えられていた。
確かに財産相続をめぐる争いというのは、よく耳にしますね。
ですが遺骨引き取りが拒まれるというのは、ちょっと異例のことで最近では記憶にはないです。
その背景としては、身内からも借金をしていて実の妹からも縁を切られていることもあるようです。
また負債があったので、遺骨を引き取れば島田さんの遺産相続人と見なされて借金まで背負いかねないという懸念もあるとのこと。
こう見てくると親族の行為が理解できないこともないです。
島田さんには育ての親というべき名マネジャーがついていた。デビュー以来、手塩にかけ、国際女優と呼ばれるきっかけを作った名作をプロデュースした人物でもあった。だが、この名マネジャーが他界してから、島田さんの転落人生が始まったといっても過言ではない。
この記事では、島田さんがここまで転落した原因を名マネジャーが他界したことに求めています。
もしこのマネジャーが健在なら、不倫も借金問題もなかったという関係者の発言を載せています。
ただこの記事の分析には、かなり違和感を感じます。
育ての親のマネジャーの存在が大きいのは、分かりますが、もしそうだとしても、その後のマネジャーに失礼な発言です。
それにこの名マネジャーが亡くなったときの島田さんの年齢には、触れられていませんが、それなりの判断能力のある歳になっていたと思います。
彼女が判断して、実行したことは彼女自身の責任でしょう。
それにしてもこのようにかつては有名だった往年の芸能人が亡くなる時にしかニュースにならないというのは、ちょっと悲しいですね。