仮想通貨というと何か胡散臭いです。
2018年1月のコインチェックによる仮想通貨の巨額流出事件の印象が強いせいかもしれません。
それに政府が保証しない通貨が存在するという、そもそもの仕組みが今一つ納得できないし、よく分からないということもあります。
そういうこともあって、投資しようとは思っていません。
そんな仮想通貨ですが、自動両替機登場の記事を読みました。
暗号資産(仮想通貨)の自動両替機が約4年ぶりに国内に設置される。仮想通貨交換業者のガイア(大阪市)が東京都と大阪市の2カ所に設置し、8月上旬からサービスを始める。
仮想通貨に投資をする際の不安としては、簡単に現金化できなさそうなイメージがあります。
ですが、このように自動両替機が登場すれば、比較的自由に現金として引き出せそうです。
ガイアが設置するのは仮想通貨自動両替機「BTM」。貨幣両替機メーカーのグローリーと開発した。ビットコインやイーサリアムなど4種類の仮想通貨をその場でBTMに送付すると、1000円単位で日本円での出金ができる。手数料は20%。利用にあたってはガイアで口座を開設した上で、受け取る専用カードが必要になる。
ただ、この記事によると出金の際の手数料が20%とのこと。
これはいくら何でも高すぎますね。
外国為替の手数料についてネットで調べてみましたが、みずほ銀行で1米ドルについて2円でした。
現在の為替相場から計算すると1.5%ほどです。
それを考えるとかなり法外な手数料だと思いますね。
ちなみにこの仮想通貨交換業者の窓口での交換手数料はどれくらいなのでしょうか。
この記事では、触れていませんが、知りたいところでした。
自動両替機は、日本では、今回2台設置されますが、6月末時点では米国が3万4000台強で世界シェアの88%を占めています。
カナダが2500台強、スペインが240台とのこと。
米国の設置台数の多いのには、驚かされますが、米国の手数料はどれほどなんでしょうか。
そのあたりの情報もほしかったです。
ガイアは「仮想通貨は資産的な側面ばかりに注目が集まるが、通貨的な側面への需要もある」(小倉基宏社長)とみており、営業開始後1年で50台、3年で130台の両替機設置計画をたてている。オフィスフロアだけでなく、駅構内やショッピングモールなど金融機関のATMが置いてある場所に設置したい考えだ。
仮想通貨交換業者は、これから両替機を増やしていく方針のようですが、手数料を減らすことも考えてほしいですね。