最近、公務員時代の知り合いが亡くなったというニュースを耳にしました。
1年ほど前に同じ職場だったメンバーで集まったときには、彼は元気そうだったので、急に逝ってしまったというのは意外でした。
そしがやより若く、65歳でした。
彼は、確か55歳くらいで早期退職をしたはずです。
その時には別の職場だったので、どういう事情で彼が早期退職を選んだのか、分かりませんでした。
1年前に会った時にはたまたま席が隣になったので、いろいろ話すことができましたが、健康そうで現状の生活を楽しんでいるように見えました。
早期退職したことには後悔がないようでした。
ですから、65歳という年齢で亡くなったのが、まだ信じられません。
そしがやは、60歳の定年でリタイアしましたが、彼のように早期退職やそしがやのような定年退職は、そしがやの職場では少数派でした。
いまだに70歳を過ぎて、働いている友人もいます。
そしがや自身も60歳以降も仕事を続けるという選択肢はあったのですが、大学へ通いたいという気持ちともう仕事をしたくないという思いでその選択肢はありませんでした。
10年近く経って、定年延長をしないでリタイアして、後悔はまったくありません。
朝起きて職場に行かなくてもいいというだけで精神的にラクです。
多分この選択をできたのは、経済的に余裕があったということもあります。
投資を20歳代後半から続けてきたので、お金の面をあまり気にしなくてよかったということです。
とは言え、60歳でリタイアした当時は、年金も出ず、毎年200万円程度資産が減っていったので、予想の範囲内とはいえ、不安がなかったかといえば、ウソになります。
ですが、65歳になり年金が満額出て、株価も好調になったからは、金銭面の不安は、ほぼなくなりました。
残るのは、健康面の不安だけです。
これだけは誰にもどうしようもありません。
これから何歳まで生きるか分かりません。
知り合いのように急に死ぬかもしれません。
あるいは、意外と長生きする可能性もあります。
どちらにしても60歳代を自分の思うように過ごせたことはよかったと考えています。