以前、〇億円当選しましたので、連絡してくださいというメールがよく来ていました。
無論そんなことは、サギだと思っていたので、すぐにメールを削除していましたが、そのうちそのようなメールが来ることはなくなりました。
もう引っかかる人もいなくなったのだろうと思っていましたが、実際には、このような古典的な手口に騙される人がまだいるようです。
「10億円当選しました」というメールを信じた佐賀県鳥栖市の70代の男性が、手数料などの名目で約15万円をだまし取られました。警察は、「購入していない宝くじが当たることはない」と注意を呼び掛けています。
この記事を読んだときにまさか本当にこのような手口に引っかかる人がいるのかと思いました。
こういうメールが来た段階で明らかにおかしいと気づきそうなものです。
警察によりますと、7月12日、鳥栖市の70代の男性の携帯電話に「宝くじが当選しました」という件名のメールが届きました。
メールを開くと「10億円当選しました。10億円を受け取る手数料として、電子マネーを購入してください」などと書かれていました。
男性は、手数料を払えば10億円の当選金を受け取れると信じて、鳥栖市のコンビニエンスストアで、手数料や登録料などとして、合わせて15万2000円分の電子マネーを4回に分けて購入。
こういう手口もよくあるものです。
受け取る手数料として電子マネーを購入していくださいというこのが目新しいものでしょう。
15万2000円の電子マネーを購入した段階でおかしいと気づかなかったのでしょうか。
結果的には、電子マネーの情報をメールで相手に教え、だまし取られたということです。
他には、佐賀市の60歳代の女性が同じ手口で約71万円だまし取られた事件も発生しました。
70歳代や60歳代という年齢からすると以前からこのようなサギ手口があることは知っていたと思われますが、年齢的に判断能力が落ちてしまっていたのでしょうか。
警察は、「購入していない宝くじや応募していない懸賞が当たることはない」として電子マネーや電子ギフトカードの情報を知らない相手に教えないよう注意を呼び掛けています。
最後には、このようにまとめていますが、当然のことですね。
とはいっても同じような手口の犯罪は、これからも出てくるような気がします。
残念ながら。