株式投資は、20歳代後半から現在に至るまで続けています。
その目的は、当初は投資によって資産を増やしたいということでしたが、今になって思うとそれだけでなく、ほかにもいくつかのメリットがあったと感じています。
3つにまとめてみました。
1つ目のメリットは、当たり前ですが、資産を増やすことができたということです。
これが目的で株式投資を始めたのですから、当然と言えば当然でしょう。
無論、バブルやその崩壊やリーマンショックなどの山あり谷ありで失敗もいくつかありましたが、最終的には、それなりの資産を築くことができました。
それは、配当重視の長期投資に徹したからということが大きいです。
短期的な利益を狙っていたら、かなり早い時点で市場から撤退していたと思います。
配当重視で長期的な視点での投資に心がけたからです。
2つ目ですが、長期に渡って、投資をしてきたせいで収入の範囲内で暮らすことを自分に課してきたことです。
投資をするためには、投資の元手が必要です。
そのためには、収入の中からある程度のお金を貯めなくてはいけません。
このことは、いつの間にか、そしがや自身の習慣になり、投資をしない月でもある程度の資金が残るようになりました。
それらは、預金口座の金額を増やし、次の投資資金になりました。
このことが節約が自然と身に就くことにつながりました。
3つ目ですが、2つ目に関連しますが、誘惑に強くなったということです。
投資のためにお金を貯める習慣が身に付いたせいか、ちょっとした誘惑には負けなくなりました。
欲しいものがあっても本当に必要なものか、吟味するようになり、なかなか物を買わなくなりました。
例えば家電製品だと買うまでには、3度ほど家電量販店に足を運び、それでも欲しいのなら、購入するという風になりました。
このように長く投資を続けてきたので、現在は、働くこともなく、大学院に通いながら、リタイア生活を続けています。
最近は、よく老後破産という言葉を耳にしたり、目にしますが、それとは無縁の生活を送っています。
投資をする中でもっとも大事なことは、長く続けるということです。
ハイリスク・ハイリターンの投資スタイルだと市場に長く留まることはできません。
ですが、そしがやの配当重視のスタイルで長期投資に徹すると時間はかかりますが、結局は、それなりの資産が築けます。
投資は、長く続けることが重要だということを最近になって、しみじみと感じています。