今は、春休みなので、大学院の授業はありませんが、ある授業を受講していた一部の有志の院生とオンラインで週1で勉強会を続けています。
1月で終わったその授業の教材の残りを院生だけで読んで、ディスカッションをしあうというものです。
昨夜の勉強会で、4月からの新学期から新しい教授になるので、その教授の授業形態についてしばらくほかの院生と雑談になりました。
前の教授が定年で退官になり、新しい教授のシラバスがつい最近発表になったので、4月以降の授業についての話題になったのです。
前の教授のやり方は、教室での対面授業をZOOMで生配信するというハイフレックス方式でした。
教室で授業を受けてもいいし、自宅でオンラインで受講してもいいというものです。
数人の学生は、教室で受講していましたが、ほとんどの学生は、オンラインでした。
そしがやもその一人でした。
新しい教授は、対面だけとのことです。
昨夜の勉強会には、6人ほどの参加でしたが、予想とは違って、オンライン授業だから参加できたという院生が多かったのです。
新聞等を読むとコロナ渦で授業がオンラインになって、先生に質問しにくいとか、友達ができなくて孤独だとか、のマイナス面を取り上げた主張多かったので、ちょっと意外でした。
対面式に戻って、うれしいという人が多いように思っていたからです。
それは、その勉強会に参加している院生の特徴もあるかもしれません。
仕事を持っている人が多いからです。
そしがやのようにリタイアした人もいますが、勉強会の出席者の中では、少数派です。
なお学部を出たばかりの院生は、勉強会にはいません。
対面式に戻ると時間内に出席できないという学生がほとんどでした。
その授業は、午後4時50分から始まるものです。
通学時間を考えると時間に間に合うことは、仕事がある人には、かなり難しいでしょう。
オンラインなら、職場の近くのカフェ等の場所でパソコンがあれば、多少の遅れがあっても受講が可能です。
上司の許可をとって、職場で受講している人もいました。
勉強会前の雑談では、無論、対面式のメリットのことも話題になりました。
授業前後にいろいろと院生同士で情報交換できるとか、教授にも質問しやすいとかです。
メディアでは、オンライン授業のデメリットを強調しがちだったので、昨夜の勉強会前の雑談でのほかの参加者から「メリットもある」という発言は、目から鱗が落ちるものでしたね。
一番の理想は、前の教授がやってくれたハイフレックス方式を実施してくれることでしょうけど。