よく見ている両学長や中田敦彦のユーチューブで紹介されていたので、読んだ本です。
一言で言えば、インデックスファンドの勧めですが、この通りやれば、誰でも資産運用に成功できる可能性が高いと感じました。
今回この本について、要領よくまとめた記事を読みましたので、取り上げてみます。
ジェイソンさんは、1986年アメリカ・ミシガン州生まれ。17歳の時、飛び級でミシガン州立大学へ入学。イリノイ大学エンジニアリング学部コンピュータサイエンス学科修士課程修了。最初はGE(ゼネラル・エレクトリック)に就職。その後来日して、現在はIT企業の役員をしながら日本での芸能活動を続けている。
そしがやがジェイソンさんを知ったのは、お笑い番組で見たのが、最初でした。
母国語でない日本語でお笑いで成功するというのは、並大抵のことではないのにここまで成功したというのは、見事です。
逆のパターンは、あるんでしょうか。
日本人でアメリカに行った芸人は、数多くいますが、成功したというニュースを耳にしたことはありません。
2年前からは資産運用だけで暮らしていけるようになったが、いま流行りのFIRE(経済的自立と早期リタイア)が目的だったわけではない。だが、実際に経済的に自立してみると、安心と自由のフリーパスポートを得た感じがするという。
ジェイソン流の投資法はたった3つの、きわめてシンプルな手順だ。
「支出を減らして、残りのお金を投資に回して、待つ」
それだけだ。
ジェイソンさんの投資法が紹介されていますが、多くのインデックス投資家と同じようにシンプルなものです。
支出を抑えることがなぜ大切なのか。それは、支出を減らした方が、新たに所得を生み出すよりはるかに費用対効果が高いからだ。支出を見直すには、毎月どれだけ使っているかを可視化するのが第一歩だ。
最初に支出を減らすことの大切さが説明されています。
これは、確かにそう感じます。
節約すれば、投資で利益を得るようにはるかに費用対効果が高いことは、間違いないです。
次がいよいよ投資の番だ。これも、とてもシンプルだ。米国株のインデックス・ファンドに、定期的にコツコツとお金を入れていくだけ。つまり、投資信託しかしていない。「長期・分散・積立」投資というセオリーだ。
具体的な投資方法についても説明されていますが、手元には、仕事がなくても暮らせる3か月分の現金を残して、ほかはすべて投資するというものです。
「ドルコスト平均法」という一定額を決めて定期的に投資する方法で、「米国ETF」という取引所に上場している投資信託に投資します。
これって、そんなに目新しいものではなく、多くのインデックスファンド投資家が実行しています。
米国株の投資信託に投資するのは、「米国株は過去120年の間に大きな暴落がありながら、右肩上がりの成長を続けている。」からだといいます。
「 投資を始めたら売らないのもジェイソン流。」とも述べていますが、「とにかく長期で保有をしていれば複利の力で資産は増えていく」という信念があるからです。
インデックス投資を続けている人にとっては、当たり前のことばかりで、新鮮さはないかもしれません。
ですが、ジェイソンさんの投資方法である、「支出を減らして、残りのお金を投資に回して、待つ」は、誰にでも応用できるものなので、再現性が非常に高いと思いました。