そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

リタイアするためにやめてよかった5つのこと

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現在リタイア生活を送っていますが、特に経済的には困らず生活できているのは、過去にやめたことが役立っている面があります。

やめたころには、そのことが将来のリタイア生活にプラスになるとは、思ってもいなかったものもありますが、結局は、今のリタイア生活にかなり寄与しています。

そんな5つのことを取り上げてみます。

 

1 クルマ

18歳で大学に入るために東京に来てからずっとこの都会で暮らすことに決めていました。

22歳で地方公務員になったので、転勤もなく、現在に至るまで東京に住み続けています。

東京は、公共交通手段が発達しているので、クルマの必要性を感じませんでした。

それに趣味としてクルマに乗ることもなかったので、いままで一度もクルマを持ったことがありません。

その結果、クルマの購入費、ガソリン代や駐車場代や保険等のランニングコストを負担せずに来ました。

そこで浮いたお金を貯金や投資に回すことができたのが、リタイア資金を貯めることにつながりました。

ただ、田舎に住んでいたら、クルマは必需品なので、持たないという選択はなかったのも間違いないでしょう。

 

2 家(ローンでの購入)
現在のマンションを購入したのは、12年ほど前です。

それまではずっと公団住宅に住んでいました。

同じレベルの民間のアパートよりも安い家賃の負担でした。

クルマ同様そこで余裕のできたお金は、貯金や投資に使えました。

今住んでいるマンションは、その結果として貯めた現金で購入でき、ローンを組むこともありませんでした。

もし、もっと早くローンでマンションを購入していたら、いまだにその負担に苦しんでいたと思います。

当初は、ずっと公団に住むつもりでいたのですが、妻の考え方に合わせ、最後には、マンションを購入することになったのですが、購入前までずっと公共の住宅に住んでいたことがローンの負担なく、現金での購入に役立ちました。

 

3 保険
今まで民間の保険に入ったことは、ありません。

生命保険や損害保険とは縁遠い生活をしてきました。

何かあったときは、貯蓄で対応できると考えているからです。

医療についていえば、日本には国民皆保険があり、国民は、何らかの公的保険に入っていますが、それで十分だと思います。

医療費が高額になっても、高額医療費という制度があり、病気の場合の自己負担額は、そんなに多くはありません。

それにテレビ等で流れる大量の民間保険の広告を見ると保険料がかなりそういった広告費等に費やされているので、実際に被保険者に還元されるの金額は、少ないと感じてしまい、なおさら、加入する気をなくしてしまいます。

 

4 スマホ

現在ガラケーを使っています。

使用料金は、夫婦2人分で4500円ほどです。

スマホにしたいと考えたこともありますが、費用も増えるし、現在のガラケーの機能だけで十分なので、スマホに変えるつもりはありません。

スマホ等の通信費の負担は、毎月掛かるので、ひと月あたりは、そんなに多くなくても年間になるとかなりの金額になります。

 

5 飲み会

コロナ渦以降、飲み会は、一切なくなっています。

リタイア前の勤めているころは、なかなか飲み会は、仕事の延長で断れないものでしたが、3回に1回くらいは、体調が悪い等の理由をつけて参加しないようにしていました。

そんなこともあって、上司や同僚からは付き合いの悪い奴だと思われていたことでしょう。

参加する場合も1次会だけで帰っていました。

2次会になると費用負担も増えるし、1次会だけで義理は、果たせたと考えていたからです。

 

思い返すとこのような5つのやめたことによって、貯蓄額が増え、投資に回すことができて、現在のリタイア生活につながっています。

特にクルマを持たず、12年前までずっと公共の住宅に住んでいたことが大きかったと思います。

 

この記事を読むとけち臭い、節約ばかりしてきたようにも見えますが、一方では、好きな旅行などには、お金を使ってきました。

海外には、25回行きました。

10年ほど前からは、国内旅行が増え、毎月のように温泉に行っていた時期もあります。

コロナ渦では、旅行はできていませんが、落ち着いたら、また温泉に滞在したいところです。

またリタイア後は、大学や大学院の学費でかなりの支出をしています。

自分の価値観からみて、節約できるところだけ節約して、使いたいところには、しっかり使ってきたつもりなので、これまでの生き方には、後悔はないですね。