そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「助けてください」フィリピン移住男性・31歳下妻との“お金がなくとも幸せな生活”が急転

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55歳ころからリタイアを考え始めましたが、外国で過ごすことを夢見ていた時がありました。

気候がよくて物価の安い東南アジアの国で暮らしたいと願っていたのです。

結局、仕事のことや家族のことを考えて、それは実現しませんでした。

もし独身だったら、海外に飛び出していたかもしれません。

そんな夢にも似た思いを実現した男性の記事を読みました。

 

news.yahoo.co.jp

フィリピンのスラムで、31歳下のフィリピン人女性と暮らす日本人男性・吉岡学(仮名)さん。日本から東南アジアへやってくる中高年は、言葉の壁で社会に馴染めないことも多いが、彼はタガログ語をしっかりと学び、現地社会にどっぷり浸かっている。その生き様は、フジテレビ系の人気番組「ザ・ノンフィクション」(2019年5月26日放送)でも取り上げられた。しかし「お金がなくても幸せ」に思われた生活は…。

 

吉岡さんは、元企業の管理職でしたが、波乱万丈の人生を経て、現在は、フィリピンのスラムにフィリピン女性と住んでいるという50歳代の男性です。

リタイアして、フィリピンの渡ったというではありませんが、31歳年下の女性と幸せに暮らしています。

 

「日本のほうが生活面では快適だけど、規則で縛られる社会は窮屈だし、幸せではなかったね。今のほうがずっと幸せです。幸せは金じゃない。フィリピンはわずかなお金でも大勢の家族で一緒に暮らしている。そういう家族のつながりがこの国のいいところ。

でも日本では結婚すれば親元を離れるじゃないですか? それで年に1回ぐらいしか会わない。だから人のつながりが薄いんですよ」

 

吉岡さんは、縫製工場で稼ぐ日当200ペソ(約540円)で生活費を何とか賄っているとのこと。

日本の感覚だと生活できそうにもなさそうですが、フィリピンでは、借金をしながらでもなんとか生きていけるようです。
吉岡さんは、こういう日常に幸せを感じています。

そしがやは、こういう生活はできませんが、人によってはこういう暮らしが羨ましいと感じる人もいそうです。

つまり「お金がなくても幸せな生活」です。

 

「子供の容態が悪くなり、体重が1キロしかありません」その次のメールは妻のロナさんから。「助けてください。今私たちは病院にいます。医師からは『敗血症』と言われました。お願いです」続いて吉岡さん。「こんばんは。今日すごく疲れました。病院から50分の距離を歩いて帰ってきました」直接的ではないが、その意図は行間から滲み出ていた。

 

ですが、こういう生活が一転します。

二人の間に生まれた子供が低出生体重児で生命の危機があるとのこと。

ですが、この記事のライターは、過去に困窮した日本人男性の取材でお金を要求されて何度も痛い目に遭い、その時の取材経験がトラウマになっていました。

お金をあげればまた要求され、拒否すれば関係が切れるかもしれないというものです。

このライターの気持ちの分かりますね。

結局、「子供さんの無事をお祈りします」とだけ返信し、その後の連絡を取りませんでした。

一見冷たいようですが、そしがやも同じような対応をするでしょう。

 

容態が悪化した子供についてはその後、勤務先の縫製工場に借金をし、何とか助かったというのだ。医療費は総額7000ペソ(約1万8900円)だが、日当200ペソの吉岡さんにとっては大金である。

 

半年後にまたこのライターは、吉岡さんを訪ねます。

子供は、借金をして何とか助かりました。

よかったとは思いますが、また同じようなことは、起きそうです。

 

お金があれば必ずしも幸せになれるとは限らないが、お金がなければ子供が不幸に陥る可能性があったことは否定できない。

 

最後には、このようにこの記事は、終えています。

南国での若い妻との生活は、一見、幸せに満ちているように思えますが、「お金がなくても幸せ」というのは、この記事を読むとかなりもろいものだと感じましたね。