公務員になったばかりのころ、同僚にお金を貸したことがあります。
ですが、なかなか返してもらえず、催促するのも人間関係を考えると、それもできず、悶々としていたことがありました。
結局そのお金は、戻ってきませんでしたが、それ以降は、そのことが教訓になり、人に貸すことはしなくなりました。
高い授業料でした。
そんなお金を貸すことに関わる記事を読みました。
子供にお小遣いをあげるようになると、親が一度は頭を悩ます問題があります。「友達間でのお金の貸し借り」です。このことについてどう考え、どう対処すべきか? 私の体験なども交えてお話しします。
私は、自分の子供たちには、
「友達に頼まれても、お金を貸してはいけないよ」
と教えてきました。
この記事では、子どもの間のお金の貸し借りのことについて触れていますが、これって大人にも使えるものです。
ここでは、2つのテクニックを紹介しています。
1)親が「絶対ダメ」と言っているから……という理由で断らせる
1つめは、「親のせい」にする方法です。友達からお金を貸してと言われたら、「『パパに絶対ダメって言われてるの。ごめんね』と言いなさい」と、私のことを持ち出して断るよう教えてきました。場合によっては、「本当に頑固でさぁ……」などと、自分も親の頑固さに困っている感じの“演技”をするのもアリです。そうすると、友達も納得しやすくなります。
1つ目の方法で、子ども同士だったら、まずは断れそうです。
大人になっても「家の家訓で貸さないことにしている」とかは、使えそうですね。
そしがやは、今までは、この方法で借金の申し出は、断ってきました。
ですが、それでも貸してほしいという場合は、2つ目の方法があります。
2)「あなたの大切なものと交換するならOKだよ」と提案させる
1)の方法でうまく断ろうとしても友達がまだ「お金を貸してほしい」とお願いしてくるのであれば、「わが家では『物と交換するならOK』と言われている」と伝えさせるのも良いと思います。例えば、お子さんの友達が「100円貸して」と言ってきたら、お子さんは友達に「あなたの大事なオモチャを持ってきて。そのおもちゃと100円を交換しようよ」と提案するわけです。
2つ目の方法は、初めて知りました。
なかなかいい方法です。
大事なものと交換という条件を出せば、まずお金を貸してくれとさらに言う人はいない気がします。
これって、ある高額納税者のお話にヒントを得ているとのこと。
この高額納税者によれば、こういう条件を出すとお金を借りに来る人は、ほぼいないそうです。
そしがやの場合、友人関係は、リタイアしてからは、ほぼないので、お金を貸してくれという申し出を受けることは、まずありません。
ですが、現在子育て中の人や現役で仕事をしている人にとっては、子どもだけでなく、大人にも、こういう場面は、かなりありそうです。
この2つのテクニックは、結構、使えると思います。
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