そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「借金に追われ何も考えられず欠勤」 堺市職員を処分

40年以上前ですが、公務員になりたてのころのことです。

同じ職場のまだ若い同僚が突然出勤してこなくなりました。

その同僚とは、あまり親しくなく、事情が分からず、先輩に聞くと、借金に追われ、出勤できないとのこと。

職場にもサラ金からの督促の電話もよく来ていたようです。

勤め始めて1年目のことだったので、こういうこともあるんだ、と驚いた記憶があります。

その後、退職金で借金を払うためにその職員は、職場を辞めました。

辞めるまで一度も出勤することはありませんでした。

その借金というのは、賭け麻雀で作ったという噂でした。

そんな体験があったので、似たような、こんな記事を読んで、同じようなことがあるんだとまたビックリしました。

www.msn.com

 

固定資産税を2年分滞納し、欠勤したとして堺市は13日、同市美原区役所の男性副主査(47)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としたと発表した。同日付。

 

このケースは、47歳という分別があるはずの年齢の男性公務員のものです。

 

市によると、男性は居住する大阪府内の市役所に支払うべきだった平成30年と31年の固定資産税計約20万円を滞納したほか、今年1月28日と29日に仕事を無断欠勤した。

 

固定資産税20万円を滞納して、2日間無断欠勤したというものですが、なぜ、この程度のことで無断欠勤するのか、が分かりません。

 

男性はクレジットカードのキャッシングなどで少なくとも100万円の債務を抱えているといい、市の事情聴取に「買い物などの生活費で債務が重なった。返済に追われて何も考えられなくなり欠勤した」などと説明しているという。

 

「何も考えられなくなり欠勤した」という説明ですが、本人は、そこまで精神的に追い込まれていたということでしょうか。

47歳の公務員なら、それなりの給料をもらっていたはずなのに、キャッシングなどで100万円の債務があったとのこと。

それだったら、その債務を返済するために日ごろから支出を減らすようにすれば、よかったと思いますが、できなかったようです。

 

この記事だけからだと詳細が分かりませんが、「同市人事課から男性に債務管理などを複数回にわたり指導していた。」と最後に触れられています。

自分で債務管理ができない人なのかもしれません。

それにしても、このあと、この男性職員がどうなったかの取材もしてほしいものです。

 

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