そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

ギリシャを夏季五輪の半永久的開催地にせよ

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一昨夜、オリンピックの開会式がありました。

8時に見始めて、途中の選手入場が長すぎて、飽きてしまい、9時半には、テレビを見るのを断念してしまいました。

後でダイジェスト版が放送されるでしょうから、それで未見の後半は、見ようと思います。

 

それにしても選手入場は、長かったです。

オリンピックの出場国が増えたということもあるんでしょうが、あれだけの数の選手が、ぞろぞろと間隔をあけて、歩くのですから時間が掛かって当然です。

選手の数を減らして、1国旗手の選手一人だけにすれば、時間を短縮できたような気がしますが、こういう意見は、採用されないでしょうね。

映画がだいたい2時間で終わるように、開会式のセレモニーも2時間程度で終わるのが、理想だと感じました。

 

それにしても今回のオリンピックは、いろいろと批判されていますが、その理由の一つは、大きくなりすぎたということがあります。

参加国も競技数も増えました。

これでは、どの国がやっても大変だと思います。

今回のようにコロナウイルスに直撃されるとなおさらでしょう。

もうオリンピックを引き受ける国がなくなりそうです。

それを避けるためには、参加国は、減らせないので、競技数を削減するのがいいとは、思いますが、これも各競技の利害があって、難しそうです。

そんな中、こんな記事を読みました。

 

www.msn.com

 

そこで、「ギリシャ夏季五輪の半永久的開催地にせよ」と唱えているのは、月刊誌「ワシントン・マンスリー」の編集主幹、ポール・グラストリス氏だ。ギリシャ系米国人だ。

 

これは、そしがやが2004年にオリンピックがアテネで開催されたときに思ったことです。

その当時も開催は、経済的に大変だという話があって、ずっと同じ場所で開催するのが一番いいのでは、と考えたのです。

当時も同じような主張は、ありましたが、少数派でした。

2004年当時より、オリンピックがより巨大化した現在では、経費削減の必要性は、高まっています。

アテネ以外の場所なら、反対があるかもしれませんが、古代オリンピックの発祥の地であるギリシャの都市で開催するのなら、反対する人は、少ないでしょう。

 

「もともと五輪はギリシャ人が始めたスポーツの祭典だ。今や、世界中から『Boondoggle』(無用の長物)と言われている五輪を元の鞘に収めてはどうか」

 

これは、同氏の構想を代弁しているジャーナリストのテモシー・ノア氏の意見ですが、共感できます。
ギリシャ一国で毎回開催されるのなら、施設の無駄もないです。

4年ごとのオリンピックが終わった後、取り壊される施設があったり、利用されずに荒廃している施設があるのは、もったいないです。

 

東京五輪を最後にもう五輪はやめるべきだ」という強硬論まで出ている中で「ギリシャ五輪里帰り」構想。

 意外に良いアイデアで、一考する価値はありそうだ。

 

最後は、こう結んでいますが、このアイデアに賛成です。

とは言いつつも、すでに2032年ブリスベンまで決まっている中、IOC聞く耳を持たないでしょうね。