公務員として勤めているころ、福祉担当だった時がありました。
心の病で仕事がしたくても仕事が充分にできないというケースを担当したことがあります。
そしがやは、精神の専門家でもないので、現在の福祉の中で、利用できる制度を勧めていくということしかできませんでした。
そんな心の病のため十分に働けないというケースをいつも読んでいるマネープランクリニックで見つけました。
▼相談内容
毎月2万円を積み立てしていますが、もっと貯めたいです。両親と同居しているので家には5万円いれるだけで済みます。
社員になってボーナスをもらってみたいのですが、体が弱く、週5日働くと倒れてしまいます。うつ病にもかかり、派遣として週4日働くのが精一杯です。
20代後半になってようやく貯金を始めることができ、通院もでき、両親に守ってもらえる日々に感謝していますが、ボーナスをもらえる体力と能力がなく、心の病気のために派遣会社内で転職(異動)を繰り返す自分が悲しくなってきます。3万円くらい余裕で貯められるようになりたいです。
相談者のゆんこさんは、31歳ですが、体が弱く、週4日働くのがやっとで、そのせいか、収入が月14万円と少ない女性です。
貯金も60万円しかありません。
アドバイス1:貯蓄は「継続性」が大切
アドバイス2:自分ができることに目を向けるべき
アドバイス3:「負い目」があれば取り除こう
FPからのアドバイスは、以上の3点です。
この中でそしがやが一番大事だと思ったのは、アドバイス2です。
ただし、その前に、ゆんこさんの場合、自信を持つことが先決ではないでしょうか。
レジ打ちのパートを7年間続けたのも、現在介護士として月14万~15万円収入を得ているのも、ご自身の力なのです。これはすばらしいことです。
(中略)
ハンディは多かれ少なかれ、誰にでもあるものだと思います。そのために努力できるかどうか、つまり、自分を否定することなく前向きに捉えることができるかどうかは、その後の人生を大きく変えるパワーを持っている気がするからです。
今後の人生を生きていくうえでは、自信を持ったり、前向きに生きていくことが大事だということです。
うつ病を持っていると何かとネガティブになりがちなので、もう少し自分を肯定的にとらえることが必要だということです。
そういう意味では、FPの3つのアドバイスの中では、これが一番重要なものだと思います。
個人的には少額でいいので、何か自分のためにワクワクするものに使ってみてはいかがでしょうか。貯蓄もしつつ、ときめくことにもお金を使う、そんなバランスが今のゆんこさんには大事なのかなと思いました。ぜひがんばってくださいね。
あと相談者は、FPが指摘しているように、心に何か余裕がないように感じるので、自分がワクワクするものにお金を使うというのも忘れてはいけないことですね。
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