先日、いつも行く駅前の図書館ではなく、公園の中にある図書館に行きました。
もう暑くもないし、気持ちのいい日だったので、ちょっと歩いてみたくなったのです。駅前の図書館は、10分ほどで行けますが、公園内の図書館は、20分ほど掛かります。
その図書館へ入って、雑誌を読んでいるとすえたような臭いがしました。
風呂に1か月ほど入っていないような感じです。
よく見ると隣にすわっている髪の毛がもじゃもじゃの男からのものです。
黒っぽいズボンにやはり黒っぽいシャツを身に付けています。
その図書館のある公園には、ホームレスがいると聞いたことがあったので、ホームレスかと思いました。
席の前には、大きなバッグがあります。
まるで生活用具一式が入ったような感じです。
そしがやは、ちょっとその臭いに耐えかねて、雑誌コーナーから席を立ちました。
新聞コーナーにも行こうとしたのですが、そこにも髪の毛がもじゃもじゃで大きな荷物を持ったホームレスらしき男がいました。
結局その図書館は、15分ほどで帰りました。
それでいつもの駅前の図書館へ向かいました。
途中、歩きながら、考えたのは、その図書館で見掛けた二人のホームレスらしき男が、ふたりとも髪の毛が豊かだったことです。
年齢は、二人とも50歳から60歳くらいでしょう。
そしがやは、年齢的なものもあって、自分の髪の毛が薄くなってきたように感じます。それで街を歩く男性を見ると髪の毛が気になるのです。
男性は、歳と共に髪の毛が薄くなる人が多くなります。
当然です。
ですが、その日のホームレス以外にもかなりの数のホームレスを見たことがあるのですが、みな髪の毛が豊かです。
前歯が抜けていたりしている人もいるのに、ホームレスで髪の毛の薄い人を見たことがありません。
ホームレスには、高齢者も多いのに不思議です。
一度友人に話したことがあります。
「それはストレスがないからだよ」
確かに自由気ままに生きて、人間関係のストレスは、ほとんどないでしょう。
ですが、寒さ暑さや食べるものなどのストレスは、あるのではないか。
そしがやがもしホームレスになったら、寒いところでなかなか寝られなかったり、風呂に入れなくて、かえってストレスは溜まるような気がします。
それにしてもホームレスに髪の毛の薄い人がいないのが、謎です。
単に、そしがやが髪の毛の薄いホームレスに会っていないだけかもしれません。
でもかなりの数のホームレスは、見かけているつもりです。
サンプル数が少ないということではないと思います。
科学的に解明してほしいものですね。