学部の試験監督をしたという記事は、書きましたが、先日、大学入試の試験監督をしました。
学部の試験監督と似ている部分もありますが、違っていた部分もあったので、紹介してみます。
200人ほどの受験生の会場を5人のメンバーで受け持ちました。
学部の試験監督と違うのは、学部の時は、ほかのメンバーが大学院生でしたが、入試の場合は、4人とも教員でした。
と言ってもそしがやよりは、みな若いです。
中には、30歳代にしか見えない準教授もいました。
実際は、40歳代前半でしょうけど。
教授や準教授と仕事をするということで緊張をしていましたが、実際にやってみるとそんなこともなく、スムーズに仕事ができました。
仕事としては、問題用紙や解答用紙を配布し、試験時間中は、10分おきに会場を見まわり、時間が来たら回収するというものですから、そんなに大変さは、ありません。
受験生は、学部の学生のように私語をするということもなく、かえってやりやすかったです。
面白かったのは、昼食のときに同じグループの教員から聞いた、体育会系の学生のことです。
体育会系の学生を教えている教員の話ですが、彼らは、普通の学生とは違う授業を受けてかなり優遇されているというのです。
そしがやの通っているのは、運動部が強くて、メディアにもいろいろと登場する大学です。
運動部推薦で入学した学生の学力が低くて、英語で言えば、中学生レベルのものを学んでいるようです。
体育会系の学生の学力については、いろいろと耳にしていたのですが、実際に教員から聞いてみるとやっぱりそうだったのか、と感じました。
無論、その教員もその学力の低さには、危機感を持っていて、卒業したらスポーツだけで食べていけるわけではないから勉強もしろ、と学生には、強く言っているようです。
ですが、学生は、なかなか伝わないと愚痴をこぼしていました。
ほかには、学部の試験監督の時とは、違って、弁当が出ました。
ちょっと豪華な弁当です。
これは、うれしかったですね。
アルバイトの単価は、学部と変わらなかったのですが、弁当が出たのは、ちょっと得した気分でした。
夕方に試験が終わって、仕事から解放されて、構内を出たら、学部生と思われるアルバイトの学生が受験生を駅まで誘導していました。
大学受験には、いろいろなスタッフが係わっているということ思い知りました。
帰りに試験会場には、なっていない大学院棟へ寄ったら、そこの教室の一部が父兄の休憩所になっていて、母親と思われる女性の姿も見かけました。
いまは試験会場まで付き添う母親がいるんですね。
ちょっとこれはびっくりしました。
試験監督は、1日だけで終わってしまいましたが、学部の試験とは違う発見がありました。
また来年もしてみたいですね。
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