そしがやは、民間の保険には、入っていません。
それは、公的な保険だけで充分だと考えているからです。
ですが、テレビのCMを見るとそんな民間の保険を勧めるものがほとんどです。
無論、CMですから当然なのですが。
一方、保険会社と関係のない中立的な評論家の記事を読むと、もう少し民間の保険に関しては、合理的な判断をしたほうがいいという内容のものが多いです。
こんな記事を読みました。
よく「2人に1人はがんにかかる」と言われる。だがこれは高齢者を含めた数字で、現役世代の罹患率は決して高くない。例えば40歳の男性が10年以内にがんにかかる確率は2%にすぎない。民間保険会社がすすめる「がん保険」は、本当に必要なのか――。
この記事では、そんな民間の保険の中でも最近よくCMが流れているがん保険について取り上げています。
まず最初に、日本の公的保険制度について説明しています。
3割負担で済むことや高額医療費制度があることです。
ですから、民間の医療保険はあくまで公的医療保険を補完するものと考えるべきとしています。
「入っておくと安心」ではなく「最小限の利用が正解」だということです。
一方、民間の保険は、手数料が高くて、専門家によると3割が保険会社の経費のようです。
正直言って、これは高いですね。
がん治療については、100万円以内に収まる場合が多いようです。
だからそのくらいの金額を払える人は、民間保険の加入に前のめりになる必要はないと述べています。
それによくテレビCMで強調される2人に1人がガンになるというもの高齢者の場合です。
40歳代に限ると国立がん研究センターによれば、例えば40歳の男性が10年以内にがんにかかる確率は2%です。
この記事のライターは、この年令ならば、ガンという老後にかかりやすい病気のためには、保険に入るより、今は、お金を貯めておいたほうがいいと結論づけています。
この結論は、そしがやがずっと実戦してきたことと同じです。
冷静に考えれば、これだけ公的保険の整備されたこの国では、民間保険の必要性は、かなり薄いというのがわかります。
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