現在の大河ドラマの「光る君へ」は、面白く見ています。
最初は、あまり知られていない平安時代ということで、1年間持つのかな、と心配していたのですが、大石静の脚本がいいせいもあって、毎週日曜日の夜の放送時間が来るのを楽しみにしています。
そんな大河ドラマですが、今までの大河ドラマの中で好きなものを挙げると三谷幸喜作品があります。
いずれも途中で脱落することなく全編視聴しました。
そんな訳で三谷幸喜にはまた大河ドラマの脚本を書いてほしいと思っています。
同様な考えの人は、他にもいるようで、いつも見ているミスター武士道のYouTubeも同じように三谷幸喜に書いてもらいたいと具体的な人物名を挙げていました。
彼の挙げた人物は、織田信雄です。
これまでの戦国大河では、偉大な父である信長の、ちょっと情けない息子という位置付けで登場することが多い人物でした。
ミスター武士道によれば、彼にもいくつかのドラマ性の高い転機があり、三谷幸喜が書けば、面白い大河ドラマになるとプレゼンしていました。
共感できる部分もありましたが、やはり戦国時代というと今までも書き尽くされているし、三谷自身も「真田丸」で書いているので、三谷の書く別の時代の大河ドラマを見てみたいです。
このYouTubeのコメント欄を見てみると視聴者の考える人物が多数上がっていました。
三谷自身は、藤原仲麻呂を希望してという記事を以前読んだ記憶があります。
今までは一番古い時代だし、取り上げられていない人物でもあるので、面白いと思いました。
ただNHK側からは、古代だと衣装やセットの使い回しがしにくいので、予算の関係で拒否されたと三谷は述べていました。
ただ今回の平安時代を舞台にした「光る君へ」も成功したので、もしまた三谷がNHK側に藤原仲麻呂で大河ドラマをやりたいと言えば、企画が通りそうな気がします。
個人的にも三谷の書く藤原仲麻呂は見てみたいです。
歴史的には、藤原仲麻呂は、藤原南家の出身で栄華を極めますが、最後には、自分の起こした反乱が失敗して、斬首されるという波乱万丈の一生を送っています。
1年間の視聴に耐えるドラマ性もあります。
時代は、今回の「光る君へ」より200年以上さかのぼる奈良時代になり、今まで全く描かれることのなかった時代なので、どういう映像になるかという楽しみもあります。
三谷幸喜は、現在63歳なので、彼が60代のうちに実現してほしいと願っています。