公務員時代の友人たちと年に1度会っています。
30代のころに同じ職場だったメンバーですが、ほぼ同世代で10人ほどです。
男性の中には、2人未婚者がいます。
女性はみな既婚です。
この未婚の2人は元気そうですが、統計的には未婚男性の死亡率は高いという記事を読みました。
令和4年版少子化社会対策白書によると、50歳時点で一度も結婚をしたことがない生涯未婚の割合が男性28・3%に達しました。
生涯未婚率が「50歳時点での未婚者」で計算されるのは、その年齢になったらもう生涯結婚することはないだろうとされているからです。
男性の生涯未婚率はまだまだ上昇して、2040年には29・5%に到達して、単身世帯の割合は40%に達すると予測されています。
この記事では、生涯未婚率が令和4年では男性28・3%に達したと述べています。
そしがやの公務員時代を思い出すと女性と比べると男性に未婚者が多かったと記憶していますが、まだここまで高くなかった印象です。
リタイアしてから10年近く経っているので、現在では公務員でも未婚率はこの記事の指摘するように上昇していそうです。
令和4年簡易生命表(厚労省)では、男性の平均寿命はおよそ81歳となっています。
その年齢はみなさんの寿命の共通認識だと思うのですが、未婚男性の死亡年齢の中央値は67・2歳として刻まれています。
未婚男性は飛びぬけて死ぬのが早いのです。
この記事の驚くべき内容は、そんな未婚男性の死亡年齢の中央値が67・2歳だということです。
ちょっとびっくりしました。
男性全体の平均寿命が81歳なのに、未婚男性は67・2歳だというのです。
早すぎる未婚男性の死因は、もちろん老衰ではありません。
死因を見てみると、腎不全、糖尿病、高血圧性疾患などの生活習慣病に、悪性癌となっています。未婚男性の食生活はカップラーメンやコンビニ弁当、ポテチとかファストフードでしょうか。安価な外食や間食が中心で、手料理が中心の有配偶者とは食生活が異なります。それと、孤独による精神的なストレスで早期に悪性癌を誘発したのかもしれません。
死因としては、食生活と孤独による精神的なストレスが理由に挙げられています。
確かにそしがやも独身時代は、自炊はせずに外食やコンビニ弁当が中心でした。
栄養面では問題があったと思います。
ただこう見てくると独身には良いことはなさそうですが、最初に触れたかつて職場が同じだった未婚の男性2人は、その生活を楽しんでいるようです。
結婚していてもいろいろと苦労はあるので、一概にこの記事の強調するように独身生活は、デメリットばかりでもないとも思えますね。