四季報というと以前は、購入して熱心に読んでいたこともあります。
しかし、現在は、ネット上で容易に企業情報を得ることができるようになったこともあり、発売時に書店でパラパラと眺めるくらいになっています。
そんな四季報を写経しているという女子大生のyoutubeの動画を見ました。
写経と言っても実際には紙に筆で書くのではなく、パソコン上の表計算ソフトのエクセルに入力していくというものです。
この動画によると3か月で1400社の写経が終わったそうです。
そしがやが四季報を読んでいたころは、関心のある会社しか読んでいなかったのですが、この女性は、全部の会社を機械的に順番に入力しているようです。
大変な手間ですが、本人曰く「具体的に目指しているものがあるから取り組んでいるわけではない」。
「ビジネス=お金を稼ぐ=社会に価値を与える」ことだと考えていて、「自分がどうすれば一番社会に価値を与えられるか」を四季報を写経することを通じて考え、その先の人生の選択を考えたいとのことです。
四季報のすべてを考えながら、入力していけば、何か得るものはあるような気はします。
企業の売上高、利益等をエクセルに入力していくと同時に数字の裏側を想像できて、ビジネスモデルの類似性への気づきもあると本人は言います。
う~ん、素晴らしいとしか言えないですが、そしがやにはできないですね。
50年以上前の大学生の頃にも四季報はありましたが、そんなこと思い付きつきもしませんでしたね。
当時は、パソコンもエクセルのような表計算ソフトもなかったですし。
今でもムリです。
やろうとも思いませんね。
3ヶ月でもう自分がイベント開く立場になり、ビジネスとして成立させているようです。
学生起業家といったところでしょうか。
ネット上には、今までだったら思いもつかなかった発想でビジネスにしている起業家が登場している記事をよく見かけます。
この四季報の写経からどういったビジネスモデルが生まれるか分かりませんが、発想力と実行力があるようなので、これからどうなるか期待したいところですね。