そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「好きに生きてきた代償だな…」



街を歩いていると道路工事などで交通整理をしている、明らかに70歳を過ぎたと思われる作業員を見かけることがあります。

今の時期はまだそうでもないのですが、真夏にこういった作業をしている姿を見ると大変だな、と感じます。

通り過ぎたあとにどのような人生を送って来たのか、と思うことがありますが、こんな記事を読みました。

 

news.yahoo.co.jp

――夏は地獄のようだよ

今年、72歳になる男性。日雇いで交通整理などのアルバイトをしながらコツコツと生活費を稼ぐこと、月16万円ほど。そんな生活を振り返りながら、その苦労を語ります。

 

――夏は地獄のようだよと述べていますが、真夏には道路を歩いているだけでもに辛いのに、仕事をするのですから、大変なことは想像できます。
72歳ともなれば年金が受け取れそうなものですが、月額1万円以下だといいます。

金保険料は払えるときに払うというスタンスだったので、このような状況になっているようですが、「ないよりはまし」とこの男性は笑います。

 

――70を超えてから、あんまりにも生活が苦しかったから生活保護を申請したことがある

 

しかしこの男性の場合は、健康だったので、「まずは働いて、生活を立て直しましょう」と申請は却下されたそうです。

生活保護の趣旨からすれば、その通りでしょうが、これからもっと高齢になって、仕事ができなくなれば、生活保護の対象になりそうです。

 

高校を卒業して以来、定職にはつかず、夢を追ってきたという男性。

――好きなことだけをやってきた代償だな

 

最後には、このような言葉で終わっています。

好きなことをやってきたようですが、具体的には何をやってきた人生なのか、気になります。

記事としては、この男性の若いころの夢についても取材をして、具体的に触れてほしかったですね。

個人的には、バンドをやっていて、ビッグになろうとしていた人生を想像してしまいます。

今は音信のない、学生時代の友人に同様の夢を追っていた男性がいたので。

そう思うとこの男性の人生に後悔はないような気もします。