そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

クルーズ船で暮らす人が急増中…飲食代含めて1日5600円

 

50歳代になって、リタイアを考え始めたころには、海外での生活も検討していました。

その頃は、今よりも円が高く、国によっては、日本よりも安く生活できたからです。

実際に海外での生活を送っている人の本も何冊か出版されていたので、よく読んでいました。

 

ですが、結局、リタイアするのは、60歳の定年になってからでした。

大学に通うことになったこともあってか、結局、海外でリタイア生活をすることはありませんでした。

 

今回クルーズ船でリタイア生活を送る夫婦の記事を読んで、こんな海外でのリタイア生活の選択肢もあることを知りました。

 

www.businessinsider.jp

シアトルのある夫婦は、早期リタイアしてクルーズ船で生活することを決めた。
アンジェリンとリチャードのバーク夫妻によると、経済的に理にかなっており、コストは住宅ローンより低いという。
彼らは1日35ポンド(約5600円)で、クルーズ船での暮らしを楽しむコミュニティに加わった。

 

この記事によるとシアトルの夫婦は、家を売却して、リタイア生活をずっと船上で過ごしているようです。

つまりクルーズ船を恒久の家にするというものです。

「私たちは旅行が大好きで、退職後にずっと旅行できて、なおかつ、経済的に理にかなっている方法を探していた」とこの夫婦は述べています。

 

何か発想の転換ですね。

一日あたり約5,600円ですから1か月だと約168,000円になります。

この金額だったら、クルーズ代以外にも諸費用がかかるとして、年金だけでもどうにか暮らして行けそうです。

旅行好きの夫婦にとっては、理想的なリタイア生活ですね。

 

ただ、ちょっと気になったのは、シアトルに住むアメリカ人なのに価格がポンド表示なことです。

イギリスのクルーズ船を利用するということでしょうか。

 

この夫婦は2021年5月に最初のクルーズ船の旅に出ましたが、それ以来、陸地で眠ることは稀だそうです。

クルーズの合間には友人や親戚の家に泊めてもらっているようです。

 

ただ日本人にとっての課題は、最近の円安ですね。

以前ようには安く外国のクルーズ船を利用できなくなったでしょう。

今回の記事は、アメリカ人のものでしたが、日本人でも同じような生活をしているリタイア者がいたら、その記事を読んでみたいものです。