コロナ禍で変わったことと言えば、ズーム等によるビデオ会議システムの普及でしょう。
大学でもズームによるオンライン授業が増えました。
現在は、コロナは落ち着いてきたので、従来通りの教室での授業がほとんどになりましたが、ズームを併用するハイブリッドの授業もあります。
そしがやは、仕事はしていないので、職場での状況は分かりませんが、ズーム等を利用した在宅勤務もまだあるようです。
ですが、コロナの落ち着きとともにそんな傾向にも変化が見えてきました。
コロナ禍で一番伸びたオンラインツールのズームを運営する米ズーム社に関する記事です。
ビデオ会議システムの「Zoom(ズーム)」を提供する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは8日までに、一部の従業員に週2回の出社を要請した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中にリモートワーク革命を推進したズームがオフィス復帰を求めることになった。
この記事によると米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが一部の従業員に週2回の出社を要請したというものです。
この記事から推測すると、これまではまったく出勤がなく、完全に在宅のリモートワークだったということが驚きです。
そしがやは、地方公務員だったので、窓口職場が多かったせいもあり、完全にリモートワークというのが想像できなかったからです。
IT業界ではオフィス回帰の動きが広がっている。ここ数カ月、米グーグルやアマゾン、セールスフォースも同様の方針を取り、在宅勤務の自由を幅広く認めていた従来の方針を転換した。ただ、柔軟な勤務形態に慣れた従業員からは反発の声も出ている。
こういうオフィス回帰は、ズーム社だけではなく、IT業界全体として広がっている動きのようです。
当然授業員からは、反発があります。
確かに通勤のない柔軟な勤務形態に慣れた従業員にとっては、オフィスで勤務しなければならないのは、苦痛でしょう。
現在大学院に通っている身からするとズームの出現により、授業の形態の選択肢が増えたことで助かっています。
春学期受講していた授業は、ハイブリットだったので、体調の悪い時には、ズームで受講できたからです。
また現在いくつかの院生による勉強会に参加していますが、いずれもズームで行われています。
働いている学生が多いので、夜に行われていますが、ズームだからこそ参加できる人も多いです。
職場では、この記事のようにオフィス回帰は進むでしょうが、オンラインでの在宅勤務を選べるような選択肢が残ってほしいものです。