「TIMEを読む会」という英語のサークルに8年前から参加しています。
当初は対面で行っていたのですが、コロナ禍になってからは、オンラインになっています。
月2回2時間ほどTIME誌に載っている英語の文章を読んでいます。
先日読んだのは、DeepMind社というAIの会社の記事でした。
その中でこの会社のライバルでもある OpenAI社の開発したChatGPTのことが紹介されていました。
サークルのメンバーの中に実際にChatGPTを試した人がいて、その話題になりました。
ChatGPTは、最近何かと話題に上っているので、他のメンバーも関心をもっているようです。
その後、気になっていろいろ調べていたのですが、こんな記事を見つけました。
対話型AIのChatGPTは、2022年11月にアメリカのOpenAI社がリリースしてから、世界で話題を呼びユーザー登録数がわずか2カ月で1億人を突破した。
先日、イギリスやイスラエルの知人とやりとりをした際に、それぞれChatGPTが面白いという話題になり、世界的に注目されているのを実感した。これまでもAIのチャットボット(自動会話プログラム)についてのニュースは数多くあったが、なぜChatGPTが特段大きな話題になったのかというと、オンライン上の新しい検索オプションとして、非常の性能の高いAIが無料で一般に使えるようになったからだ。
登録者が1億人を超えたというのは、驚きですね。
やはり非常の性能の高いAIが無料で使えるようになったということが大きいようです。
ChatGPTは、人と実際にコミュニケーションしているかのように対話ができる。その理由は、人間が書いたインターネット上の文書やコミュニケーションなど莫大なデータを使ってAIが学習し、「人間反応の強化学習(RLHF)」という方法で会話を学んでいるからだ。
ChatGPTの特徴についてこのように説明しています。
検索語を入力して説明するよう要求すると、物事について感想を引き出すこともでき、論文や小説までも書いてしまうというのです。
ただ現在利用できるChatGPTは、インターネットにはつながっていなくて、2021年までのデータしか学んでいないということもあって、とんちんかんな回答や明らかに誤った答えを時に出してくることもあるともいいます。
まだまだ改良の余地がありそうです。
またChatGPTは、同サービスに多額の投資をしている米マイクロソフトの検索エンジン「Bing」に組み込まれ始めているようです。
現在、検索エンジンで世界トップのシェアを誇るグーグルには強力なライバルとなりますね。
そしがやも普段は、グーグルのクロームを使っていますが、ChatGPTが組み込まれるなら、マイクロソフトの検索エンジンBingを使ってみたくなります。
今後AIには、人材不足を解消したり、仕事を効率化したり、コストを削減できるなどメリットがあるとして、間違いなくどんどん企業や社会に導入されていくだろう。長く注目されてきた人間よりも優れた高性能なAIが、当たり前に存在する世界に確実に近づいているということだろう。
最後には、この記事では、AIのプラス面を強調しています。
ただ米オンラインメディア「BuzzFeed(バズフィード)」では、記者180人を解雇されたということも紹介されていたので、マイナス面がありそうです。
長年のブロガーとして感じたのは、ChatGPTは、ブログの記事を書く際にも応用できそうだということです。
ですが、AIの書いたブログ記事を読むのは、何だか正直、味気ないという気もしますね。