そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

疎遠な知人が持ち込む"危険なビジネス"

家の固定電話は、いつも留守電にしていますが、ときどき勧誘らしい電話が入ってくることがあります。

無論、その場にいても電話に出ることはありません。

また携帯電話にも同じようにいろいろと掛かってきますが、知っている人以外は出ません。

長年の経験からそれらの電話に出てもロクなことがないと分かっているからです。

 

勤めているころは、職場にその手の電話がよく掛かってきました。

職場では、断ることもできず、結構煩わしかったものです。

そんな中、学生時代の知人などの昔の知り合いからの電話には、結構危ないものもありましたが、そんな「危険なビジネス」についての記事を読みました。

 

president.jp

疎遠になっている知人から突然連絡があったら、注意したほうが良いかもしれない。ファイナンシャルプランナーの藤原久敏さんは「疎遠な人から持ち込まれるビジネス案件は、ほぼすべてが怪しい。彼らには共通の勧誘ワードがあります」という――。

 

そしがやは、公務員だったせいか、こういったビジネス案件は、まずありませんでしたが、投資話には、結構勧誘されました。

ですが、このライターの藤原さんは、FPということもあって、いろいろとビジネス案件に誘われるようです。

 

しかし、彼が次に発した言葉は、「(プロテイン販売ビジネスを)一緒にやらないか?」でした。

そして矢継ぎ早に、コミッションだのボーナスだの、その報酬体系について滔々とうとうと語り、「お互いに、ウィンウィンの関係だよ」とのこと。ただ、この「一緒にやらないか」「ウィンウィンの関係」との言葉に、私のテンションはサーと下がり、そして、一気に警戒感を高めるのでした。

 

久しぶりにあった友人からプロテインの購入を勧められるのかと思ったら、いっしょにビジネスをしようと誘われました。

これって、警戒するのも当然ですね。

特に「一緒にやらないか」「ウィンウィンの関係」といった言葉は、藤原さんにとっては、かつて何度も痛い目にあっているので、非常に敏感になっているとこのこと。

これもよく分かりますね。

 

・商品やサービスの説明よりも、報酬体系の説明に力を入れてくる

・勧誘してくる本人が、とくに成功しているわけではない

・勧誘の場に、先輩や上司を連れてきたり、セミナーに誘ってくる

・勧誘してくる本人が、そもそも、そのビジネスのしくみがよく分かっていない

・さも、楽して儲かる投資話のように、勧誘してくる

・さほど親しくない人、疎遠になっている人からの勧誘である

 

藤原さんは、長年の経験から以上のような共通点のあるものについては、怪しいとしています。

 

投資の失敗は基本的に「お金」だけで済みますが、怪しいビジネス案件に手を出しての失敗は、「お金」以外にも「信用」を失う可能性もあります。この場合、人生におけるダメージは計り知れません。

 

藤原さんは、このように述べていますが、「お金」だけでなく「信用」も失うということは、確かに人生において大きなダメージです。

 

一方で、それなりに親しい(普段からよく会っている)人からのビジネス案件には、それなりに魅力的な話もあり、中にはご一緒しているものもあります(そして、それなりに成果は上げている)。

その意味では、普段から付き合う人をしっかり選ぶことも、怪しい案件に引っかからないための、大きな予防策にもなるわけですね。

 

最後にこのようにすべてのビジネス案件がダメなわけではないとも強調しています。

とはいえ、藤原さんが言っているように、怪しい案件にひっかからないのは、非常に難しいのも間違いないです。