株式以外の資産は、預貯金と個人向け10年国債で運用しています。
ただこれまでは、預貯金も10年国債もほとんどゼロに近い金利でした。
そんな中、個人向け国債利率が15年以来の高水準になったという記事を読みました。
財務省は6日、2月に発行する個人向けの変動金利型10年国債の利率を0.33%にすると発表した。0.17%だった1月発行分の2倍近くで、2015年8月以来の高水準となる。5日の金融機関に対する10年債の入札結果を反映した。個人投資家には恩恵がある。
個人向け「変動10年」は半年ごとに適用利率が変わる。2月15日に発行する分の初回の利率を0.33%にした。募集期間は1月10日~31日。
個人向け10年国債が2月発行分から0.33%になるという内容です。
これは、日銀が先月の19~20日に開いた金融政策決定会合で大規模緩和を修正する方針を決めたことによるものでしょう。
その時に従来0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大しました。
そしがやの過去に購入した個人向け10年国債の金利も上昇していて、少しではありますが、恩恵を受けています。
無論、いくら上がったといっても0.33%ですから、株式で運用している3%前後の配当に比べると10分の1程度の金利です。
ですが、株式とは異なってリスクが少なくて、ほったらかしにしておけるので、ラクです。
個人的には、個人向け10年国債に期待しているのは、金利ではなく、安定です。
そしがやのポートフォリオ全体のクッションとしての位置づけです。
誰にも読めないような気がします。
専門家の分析も往々にしてよく外れます。
とはいえ、個人向け10年国債は、このようにその時々の金利状況に追従してくれるので、金利を読んで買い替えしたりする必要がありません。
知識のないそしがやのような個人投資家向けの商品だと思っていて、これからも持ち続けるつもりです。