大学院へは、授業や図書館の利用で週に2~3回通っています。
それ以外は、散歩や買い物で自宅周辺を歩くようにしています。
ですが、大学院へ行くときとそれ以外とでは、周りの年齢層がまったく違うのです。
大学院の授業は、20歳代の学生がほとんどです。
ですからそしがやのような年齢の高い学生も増えてきたとはいえ、まだ少数派です。
また図書館も同じです。
大学院の年齢は、学部に比べれば高いというもののやはり20歳代の若者が中心です。
一方、散歩や買い物で出かけるのは、主に平日の昼間ですが、そこには、大学のキャンパスとは全く別の世界が広がっています。
予想通りというか、高齢者が多いのです。
涼しくなってからまた歩き始めた川に沿った遊歩道で出会うのは、高齢者がほとんどです。
犬を連れた人が多い気がします。
また買い物で行くスーパーも同様です。
遊歩道とスーパーの違いを挙げれば、スーパーの方に女性の高齢者が目立つことでしょうか。
平日は、子どもたちは、学校でしょうし、働いている若い人は、会社でしょうから当然と言えば当然です。
ただ土日になるとやや風景が変わってきて、遊歩道にも若者や家族連れが増え、平日よりは、大分若返ります。
リタイアしているとややもすると曜日を忘れがちになるので、そんな変化で今日は、日曜日だったんだと知ることもあります。
このような事実は日本では高齢化が進んでいるので、当たり前と言えばそれまででしょう。
ただこういうことは、リタイアしてみないと分からないことかもしれません。
仕事をしているころは、自宅と職場との往復だけだったので、高齢化という日本社会の変化は、新聞記事等では知っていたのですが、実感するまでにはなっていませんでした。
皮肉なことにリタイアして初めて高齢化する日本を実感したといえるかもしれませんね。