そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

コツコツ投資を15年、厚切りジェイソンの“ぜいたく”な暮らし

 

厚切りジェイソンについては、ベストセラーになった本についての記事を書いたことがあります。

その本の内容はと言えば、インデックス投資の勧めでしたが、その後、芸人としてではなく、投資家としてメディアでもよく登場するようになりました。

今回読んだ記事は、厚切りジェイソンのそんな日常の暮らしについての記事です。

 

news.yahoo.co.jp

お笑い芸人の厚切りジェイソン(36)は、IT企業取締役、投資家としての顔を持ち、資産運用だけで“家族全員が一生暮らせる資産”をすでに築き上げている。そう聞くと、つい高級車を乗り回し、豪邸に暮らすセレブ像をイメージしてしまうが、その暮らしぶりは正反対だ。車は持たず、移動手段は自分の足が基本。外食はしないし、旅行も好まない。無駄な付き合いはしない。自らを“とても保守的な投資家”と呼び、「日本人は投資を誤解しがち」と話す厚切りジェイソンが考える、「本当の豊かさ」とは……?

 

コツコツと投資をはじめて15年で、家族の一生分をまかなえる資産を築き上げてきましたが、厚切りジェイソンの生き方は、一般的に考えられてきたセレブのイメージとは、かなり異なります。

インデックス投資というと再現性は、高いのですが、彼の日々の生活は、かなりストイックです。

 

「車がなくても、ちょっと歩くだけで、必要なものやサービスが手に入る。いろんな病院も近いし。アメリカじゃありえないことだよね。今日も、ここ(インタビュー会場の港区)まで歩いてきました。45分くらいだったかな。大した距離じゃないですよ。仕事場には徒歩で向かいます。どうしても遠かったら、しょうがなく電車。自分のお金でタクシーに乗ることは、まずないです。僕は基本的に一人が好きですから、散歩をしながら考えごとをするのも楽しい」

 

「僕の生き方、耐えられない人も多いと思いますよ」と述べたうえで日常生活について語っています。

資産家というと毎回新しいiPhoneが欲しいとかのように物欲があるものですが、厚切りジェイソンの場合は、節約をして地味な生活に満足しています。

 

この記事を読んでいくと彼の節約は、徹底していますね。

人によっては、何のために日々の生活を切り詰めて投資しているのか、疑問に感じる人もいそうです。

 

「妻は料理が上手で、外食よりおいしいご飯がいっぱい食べられる。高価なワイン? 飲まないね。ベストプライスウイスキーを、4リットル単位で箱買いして、ソーダ割りして飲んでます。旅行も、面倒じゃない? コロナの前は、帰省が旅行がわり。たまにディズニーランドへ行ったり、日帰りで子どもたちとどこかへ行ったすることはあるけどね」

 

毎日の家庭でのちょっとした“ぜいたく”を楽しんでいるようですね。

こうなると価値観の問題でしょう。

 

「お金がなければ生活に満足ができない、そう思っている人は、人と比較してるところが大きいんじゃないかな。僕は、人と比較しない。自分が満足していたら、そんな必要ないから。誰かが持っているものを、自分も持てば満足だ、それは悪循環。結局、満足してないんですよね。次のものを探して。自分の内側から満足できない人は、本当の幸せを生み出すことはできない。そこから、どうやって抜け出せるのかを考えないといけないですよね」

 

「人と比較するから現状の自分に満足できない」と述べています。

これって当たっていますね。

「人と比較することが不幸の始まり」ということを以前読んだことがありますが、その通りでしょう。

彼には、自分自身を信じることができる強さがありますね。

 

「財産はまず、物とか、コレクションじゃないです。考え方を大事にしたいというか。考え方と、家族との関係、僕の愛情ですかね。僕の今の生活があるのは、運の良さがあると思う。特に、芸人としての今は、運でしかない。最強ですよ。人生も仕事も、成功はただの運。いろんな種をばらまいて、芽が出始めたら、これを大事にする。機会を逃さないことも、運の強さ。ただ僕の投資法、これはただの運じゃないんですね。投資法自体は本当に地味な作業。期間が長くなると、軌道に乗る。毎日歯を磨く人が虫歯にならないのは、運じゃないですよね。それに近い感じです」

 

芸人として成功したのは、運の良さがあったが、投資が成功したのは、運ではないときっぱりと述べています。

厚切りジェイソンのような節約に徹した生活は、見事なものですが、誰でも真似ができるものではないでしょう。

ただ彼の投資法は、再現性があるので、こちらの方は誰でも成功する可能性が高いのは、確かだと言えそうです。