そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

億り人になれなかった公務員が考える億り人になる方法

 

公務員として勤めていた20歳代後半から株式投資を始めました。

資産を増やしたいというのが当初の理由で目標金額は、1億円でした。

40年ほど前ですからそのころは、1億円というのは、かなりの大きな数字でした。

結局、結果的には、億り人になることはできませんでした。

その理由を今考えると投資が中途半端だったことがあります。

40年間持続して、資産運用に努めればよかったのですが、途中でバブル崩壊等の株価が下がった時期が何度かあり、ほとんど投資をしないで、塩漬けにしていた時期があったのです。

今から考えるとその時期も我慢して投資を続けていれば、億り人になれた可能性があったかもしれません。

 

またそしがやの場合は、妻は専業主婦だったというのも資産形成には、マイナスでした。

職場の同僚には、夫婦共稼ぎの人も多く、そういう条件だと億り人になるのは、そんなに難しくありません。

同僚とは、お金のことを話すことはありませんでしたが、そしがやの経験からすれば、共稼ぎだったら、贅沢さえしなければ、億り人になるのは、投資をしなくても貯蓄だけでも可能だったような気がします。

 

40年前の株式投資を始めたころは、対象は、日本株に限られていました。

米国株等の投資をするやり方もあったのかもしれませんが、そんなに一般的ではありませんでした。

少なくともそしがやは、外国に投資をすることは考えもしませんでした。

 

ここ数年で投資環境は、ずいぶん変わってきました。

もし現在、30歳でこれから投資を始めようとするのならば、米国株のインデックスファンドへの投資を30年間続ければ、億り人になるのは、夢物語ではなく、現実のものだと思います。

それは、そしがやだけでなく、多くの投資家が同じように考えているようで、こんな記事を読みました。

 

dot.asahi.com

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、インデックスファンドとして初の純資産総額1兆円突破」。このリリースが出たのは今年2月10日のことだ。信託報酬=運用コストが0.0968%と激安な投資信託(以下、投信)の“1兆円乗せ”は話題になった。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国のS&P500に投資するインデックスファンドですが、そしがやも米国株に投資するのなら、この投資信託がベストだと考えています。
この記事では、触れられていませんが、S&P500は、過去30年間の平均利回りが8%という優れモノの指標です。

毎月10万円で年間120万円を30年間投資をすれば、約20%の税金を払っても、30年後には、1億円以上の資産が形成できます。

厳密に言えばこれは過去の数字なので、未来のことを保証するものではありませんが、米国の株式市場の活況は続くでしょうから、その可能性は、かなり高いと推測できます。

一方、月10万円を貯金に回しても現在の日本のほとんど0に近い金利のままだとすれば、金利の付かない元金の3600万円程度のままにしかすぎません。

 

ただ、そしがやが現在S&P500に投資をしないのは、年齢的にリスクがある投資をすることができないということが理由です。

年率8%の利回りとは言え、短期的には、リーマンショックのような下落もあるからです。

年齢的には、もう耐えられません。

 

ですが、もし20歳代か30歳代で勤めていたら、間違いなく、S&P500に投資をしているでしょう。

同じように考えている人が多いからこそ、この記事のように「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が1兆円乗せという結果になったものと思います。