そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

4日で会社を辞めました

先日、お昼ごろ、最寄り駅まで買い物のため出かけたら、新入社員と思われるまだ仕事には、馴染んでいない様子の男女が数人、オフィスがあるビルから昼食のために出てくるのに遭遇しました。

そんな風景を見て、その初々しい姿に春が来たんだな、と思い当たりました。

それまでは、いつも午後には、散歩に出ますが、定番ルートは、川に沿った遊歩道なので、オフィスもなく、新入社員らしき人たちには、会わなかったのです。

街にこのような新入社員が目立つ季節になった一方で会社をすぐに辞めてしまう人も多いようです。

こんな記事を読みました。

 

www.msn.com

「当初、入社直後にもうけられた地方での工場研修は1か月だと聞いていたのに、途中で1年に延長になったと知らされました。しかも習熟度によっては、さらに延長もあり得ると聞かされたんです。2か月とかならまだしも、1年はひどくないですか? そもそも僕は本社採用で、転勤もないという話だった。地方勤務は想定していない。工場は車がないと生活できないような場所にあるし、当時、免許を持っていなかったこともあって慌てました」(Aさん)

 

この記事では、3人の早期離職者が紹介されていますが、最初のAさんは、リーマンショック後の就職内定率が下がったころに印刷会社に内定をやっともらい就職したという経歴の男性です。

地方での工場研修の期間が大幅に延長されて、約束が違うと1か月で退職したというものです。

 

確かに就職活動の中では、会社の実際の様子というのは、分からないものです。

入ってみてその違いが受け入れ難い場合もありそうです。

Aさんは、現在IT企業に勤めていますが、早めに辞めてよかったと後悔はないようです。

 

そしがやが勤めていた役所でも何人かの途中退職者がいました。

30年ほど前のバブルのころは、結構多かったような記憶があります。

給与が民間の方が高かったこともあります。

ですが、バブル崩壊後は、途中退職者は減ったような印象があります。

 

そしがや自身も人間関係等の悩みで辞めたいと思ったことはありますが、ほかに行っても同じ悩みは、付きまとうと思っていたので、結局、定年まで勤めることとなりました。

結果的には、途中で辞めなくてよかったです。

それは、公務員の場合は、定期的に人事異動があったので、今は問題があっても希望すれば、別の職場へ行けるという仕組みがあったということもあります。


この記事では、ほかにも二人のケースが紹介されています。

社風に馴染めなかったBさんと会社の指導役との相性が悪かったCさんです。

Cさんの場合は、4日で辞めています。

そしがやがこの3人のケースだったら、やはり彼らと同じく途中で辞める選択をしたような気がします。

これらは、一概に我慢するのが美徳だとも言えないケースですね。