3月末にマクドナルドの株主優待券が届いたので、散歩の時や大学への通学の時にマクドナルドに入って使うようにしています。
マクドナルドは、この優待券を利用する時だけ入っているわけです。
100株のみの株主なので、年間2回それぞれ1冊の優待券が送られてきます。
1冊に6枚の優待券が綴られているので、年間では、12回マクドナルドで食事をしていることになります。
つまりそんなにヘビーユーザーではないためか、時々マクドナルドに入るといろいろと気が付くことがあります。
先日、散歩の途中に最寄りの駅のマクドナルドに入りました。
注文して、待っているとウーバーイーツのデリバリーの配達員が多いのに気が付きました。
半年ほど前の利用の時には、こんなに多くはなかったような気がします。
それだけウーバーイーツがポピュラーになったということでしょうか。
そしがや自体は、ウーバーイーツは、利用したことはありませんが、街を歩いているとよく配達員を見かけます。
もうかなり街の風景の一部になり、馴染んできているということでしょう。
普段は、入らないマクドナルドを利用するとこんな風に今街で起きているトレンドが実感できるというのも優待券の意外なメリットかもしれません。
また別の日には、大学近くのマクドナルドに入りました。
1階で注文して、商品を受け取り、2階で食べているとマクドナルドの制服を着た一人の女性が掃除をしているのが目に入りました。
かなり念入りに掃除をしています。
1階で注文を受けるスタッフと同じ制服姿ですが、掃除が専門のようです。
床に這いつくばるようにして、フローリングを拭いています。
立ち上がると掃除しているときには、気が付かなかったのですが、背中が曲がり、かなりの高齢のようで、見た目70歳代後半でしょうか。
その時は、CMが頻繁に流れているサムライマックを食べていて、普段は、他のお客の大声がうるさかったりするのですが、その時は、掃除に一生懸命な女性スタッフのことが気になりました。
街を歩いていたり、店に入ったりすると仕事をしている高齢者がこのごろは、以前より増えてきたことを感じます。
そしがやは、60歳でリタイアしてしまったので、もうまったく仕事は、していません。時々、そしがやより年配の人が工事現場の交通整理をしていたり、今回のマクドナルドのように掃除をしていたりする人を見かけると、何の仕事もしていない自分にやや罪悪感に似た感覚を覚えます。
そしがやは、リタイアするために今までそれなりに努力をしてきたので、本来は、何らそういう気持ちを持つ必要もないのかもしれません。
とはいえ、株主優待券は、いろいろと日本社会の変化を垣間見させてくれることだけは確かなようです。