YouTubeは、毎日かなりの時間、その視聴に費やしています。
テレビよりも見ている時間が多いくらいです。
いくつかのYouTuberのチャンネルは、更新の都度毎回視聴しています。
多分、それらのYouTuberは、いずれもかなりのPVがあり、それだけで生活できているような気がします。
そんなYouTubeですが、アメリカではかなりの雇用を生み出しているという記事を読みました。
これによると、2020年にアメリカ国内でYouTubeが生み出したフルタイムの雇用は約39万4000人。
クリエイターエコシステムから生み出されるGDPは、205億ドル(日本円で約2兆3000億円)に相当するとのこと。
前年の調査からは人数で14%増加、GDPで28%増加したと報告されています。約40万人という人数は、アメリカ国内では、心理学者、司書、歯医者とほぼ同数なのだそうです。
これは、YouTubeの依頼により、オックスフォード・エコノミクスがまとめたレポートの報告内容で、10月6日に発表されたものです。
1万2000人のYouTubeユーザー、1500人のクリエイター、500人のビジネスユーザーを対象に調査されたということです。
それにしても約40万人の雇用を創出して、約2兆3000億円のGDPを生み出したというのは、すごい数字です。
レポートでは、登録者数5万人以上のクリエイターのうち3分の2は、動画配信プラットフォームが「個人ビジネスとして成り立つ」と回答し、6割は「動画を制作し、お金を稼ぐ」チャンスがあると答えています。
多くのYouTuberが、YouTubeによって成功できると信じているようです。
登録者数5万人以上のクリエイターのうち3分の2がYouTubeで個人ビジネスが成り立つと回答しています。
この数字もすごいですね。
しかし現実的に、「Rhett&Link」(年収20億円)や「MrBeast」(年収24億円) のような(年収はForbes調べ)大成功を収めること稀なこと。
実際、ユーザーの90%はYouTubeの上位3%のチャンネルが占めるという、新参者には狭き門となっています。
にもかかわらず、実際に成功を収めることは、稀なことだとも述べています。
これって、そしがやがやっているブログと同じですね。
YouTubeもブログも生活できるような成功者は、上位の数パーセントだけということです。
この記事では、日本の現状には触れていませんが、日本でもかなりの数のYouTuberがいて、それなりの成功者がいると思います。
一度、日本のYouTuberのレポートも読んでみたいものです。
それでも、今回のレポートから、YouTube業界がアメリカ経済において大きな影響力を持っているのは明らか。狭き門をくぐり抜けられれば、財を成すチャンスはありそうです。
最後には、この記事は、こう結んでいますが、魅力的なコンテンツさえ提供できれば、YouTubeで成功を収めるチャンスは、あるということです。
とはいえ、その質の高いコンテンツの提供が難しいのは、確かです。
これは、ブログを長年やっていて感じています。