NISA(少額投資非課税制度)が2015年に始まってから投資は、基本的には、NISAを利用するようにしています。
この間、利用しなかったのは、投資額の枠を超えてしまった時、1回のみでした。
今年もNISA枠の120万円を個別株投資にすべて充てていて、もう枠は残っていないので、今年は、株式の購入予定はありません。
そんなNISAですが、5年間の非課税期間が終わる年末を迎えて、これからどうするかという問題があります。
日経の電子版でそのあたりの事情について詳しく説明されてましたので、取り上げました。
今年も残り2カ月。一般NISA(少額投資非課税制度)を使う人が、この時期に考えなければならないのが、口座にある株や投資信託などの金融資産の扱いだ。5年間の非課税期間が終わる年末までに、資産を移す口座や売却の選択を迫られる。慌てずにすむよう、早めに方針を固めておきたい。
選択肢は3つあります。
売却するか、翌年から始まるNISA口座に移して、持ち続けるか(ロールオーバー)、課税口座に移して持ち続けるか、です。
これら3つの選択肢については、それぞれのメリット等について説明されています。
そしがやの場合は、長期運用の配当目当ての投資なので、昨年と同じように今年も1銘柄対象のものがありますが、ロールオーバーのつもりです。
ただ売却や課税口座に移すという選択も個々の事情に応じて、アリなので、これは投資家の判断次第でしょう。
ただ、何も手続きをしないと課税口座に移されてしまうので、自分の意図とは異なる場合は、注意が必要です。
24年からは一般NISAは「新NISA」へと制度が変わる。条件を満たす投信のみ投資できる1階部分(投資上限は年20万円)と、投信のほか個別株などにも投資できる2階部分(同年102万円)で構成されるようになる。
24年からの「新NISA」についても説明されていました。
これは、勉強不足で知りませんでした。
2階建ての制度で、ちょっとややこしくなります。
いつも感じるのですが、制度改正と都度、ほとんどの場合、複雑になることが多いのですが、今の制度でも問題ないと思います。
このような面倒くさい制度にしたのには、何か理由があったのでしょうか。
とは言いつつもこの制度は、改正されるものの残るわけですから、十分に理解して、投資に生かしていきたいものです。