2年間通った大学が終わったので、4月からは、市の市民大学とある大学の大学院に通うことになりました。
市民大学の方は、週に1回2コマの授業を受けています。
5月になると、もう1コマ増える予定です。
先日最初の授業がありましたが、一つは、江戸時代に関する講義のクラスで、もう一つは、江戸時代に関するワークショップのクラスでした。
ワークショップというのは、大学のゼミのように自分で研究して発表するというクラスです。
大学院の方は、科目履修生という制度で申し込んでいたのですが、無事認められて、週に1コマ、日本文学に関する授業を受けることになりました。
先日、初めての授業で教室へ行くと学生は、20人ほどと大学院としては多いクラスでした。
最初に自己紹介をしたのですが、約半数が留学生です。
名前やそのちょっとたどたどしい日本語からすると、中国からの学生がほとんどのようです。
ひとりだけロシア人がいました。
この学生の日本語は、ほぼ完ぺきでした。
すでに別の大学の大学院へ通っている大学の友人からは、中国人の留学生がどこの大学院も多いという話は、聞いていたので、予想はしていましたが、実際に半数も中国人学生だったのには、驚きました。
ちょっと前に見たテレビ番組で中国では、入学枠が狭いため競争が厳しくて、国内の大学へはなかなか入学できないので、海外の大学や大学院へ行く学生が増えていると報じていました。
授業では、先生が今の大学では留学生が多いことが評価の対象になっているという話をしていましたから、留学生と大学側との利害が一致しているのかもしれません。
同じく友人の話だと彼の通っている大学院のゼミの中国人留学生は、いま就職活動で忙しいと話していました。
このことからすると中国人留学生は、日本国内での就職を望んでいる学生が多いようです。
ですが、実際に留学生が日本で就職しようとするとなかなか厳しいのも現状のようです。
こんな記事にその厳しさが紹介されていました。
日本での就職に苦労する学生の状態がこの記事を見るとよくわかります。
今日本人の学生で海外へ留学する人は、減っているようですが、中国人留学生は、日本に限らず、アメリカ等でも増えているようです。
中国の競争の激しい国内事情があるのかもしれませんが、そんな彼らのハングリー精神を見ていると数十年後には、日本と中国との差になって、表れてくるようにも思えました。
今後、同じクラスの中国人留学生といろいろ個別に話ができるようになったら、またブログの記事にしたいと考えています。
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