その本を読むまでは、お金持ちというと高級車に乗って、ブランドのスーツを身に着けているというイメージがありました。
ステレオタイプのイメージですが、多くの人が持っているものでしょう。
そのお金持ちイメージを変えた本というのは、「となりの億万長者―成功を生む7つの法則」です。
これは、実際にアメリカで億万長者の実態について調査したものです。
ここで描かれるお金持ちの消費行動は、庶民と変わりません。
むしろ、普通の人以上に節約家です。
高級車ではなく、普通の乗用車に乗り、スーツも安価なものを購入しています。
この本を読むとお金持ちに対するステレオタイプなイメージが大分打ち破られます。
この本によると、いわゆるお金持ち的な消費行動をしているとお金が貯まらないので、億万長者にはなれないというのが、この本の結論です。
この本で取り上げられている事例は、アメリカの20年ほど前のものですが、現在の日本でも同じだと思います。
ですが、そんな庶民的な消費行動をしていると、お金持ちにはなれないという記事を読みました。
100円ショップで思わずたくさん買ってしまった。そんな経験はありませんか? 安くて便利なものは誰でも欲しいと思いますが、「お金持ちの人は逆に安くて便利なモノは買わない」というのは年収2000万円以上を稼ぐサラリーマン作家の伊藤喜之さん。
この記事の伊藤さんによると、
「自分の収入レベルより下のモノを使っていると、自分が上でモノが下という関係になります。するとモノは自分の下僕であって単なる消耗品になってしまう。それでは自分の成長がストップする」
上記とは、逆に、自分のレベルよりも高いものを使っていると、自分もその高いレベルまで達するというものです。
これは、そしがやが最初に取り上げた本を読むまで持っていた、お金持ちのイメージそのままです。
多分こういうタイプのお金持ちもいるんでしょうね。
でも、実際どうなんでしょうか。
これって、バブル期の生活パターンのようです。
このままの消費生活を続けていると、収入が少なくなった時にも消費水準を落とせなくなって、ちょっと悲惨なことになりそうです。
10年後にこの記事の伊藤さんがどうなっているか、気になりますね。
無論、そしがやは、今までの通りの100円ショップも使う、節約生活を続けていきます。
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