現在住んでいる場所は、観光地ではないのですが、結構外国人の旅行客と思われる人たちを見かけます。
大きなスーツケースを引っ張って歩いています。
コロナ禍以降に増えました。
団体客はほとんどいなくて、個人客が多いです。
みな比較的ラフ恰好をして歩いています。
Tシャツに短パンという姿が典型的なものです。
年齢の幅も広いです。
個別に話したことはないのですが、皆ぜいたくな旅をしているという風ではないです。
節約旅行といった印象があります。
以前、日本円が高いころ、海外でFIRE生活を送っている人が結構いました。
日本より物価の安い東南アジアなどでFIRE生活を送るというものです。
現在もいるようですが、ブログ等で見る限りでは、以前よりは少なくなった気がします。
そんなことを考えると円安の昨今、外国人が以前の日本人と同じような発想になっても不思議ではありません。
つまり円安になって相対的に物価の安くなった日本で旅行ではなく、FIRE生活を送るというものです。
よく考えれば、日本はFIRE生活に最適の場所かもしれません。
安全で自然も豊かで、街はキレイで人は穏やかで安くて美味しい物が溢れています。
それにポップな文化から伝統まであって、交通網は正確で、宗教色が強くないので、社会生活に特段の制限がない社会です。
FIRE生活に最適とも言えます。
あえてマイナス面を挙げれば、日本では、ほぼ日本語しか通じないという点でしょうか。
そういったデメリットを考慮しても日本のメリットが勝りそうです。
そんな訳で、よく見かける一見、旅行客風の外国人も実は、FIRE民かもしれませんね。
日本はお金をかけずとも美味しい料理も安全な生活も得られます。
無論、世界には、お金さえかければ、両方とも得ることができる国があります。
ただ、それなりのコストが必要です。
ですが、そんな基礎的な生活インフラが低コストで高レベルに存在する日本のような国は数少ないでしょう。
ネット上のYouTubeで外国の暮らしの様子を発信している動画を見ているとそう感じます。
ということは、円安が続く限りは、海外からのFIRE民と思われる外国人の流入も続きそうな気がしますね。