そしがやは、大学の学費や生活費は、親から出してもらいました。
奨学金のお世話にもなりましたが、やはり親の援助が大きかったです。
そしがやの両親は、自分が大学へ行けなかったので、子どもの教育には、金を使うことを躊躇しなかったようです。
そしがや自身は、子どもがいないので、もしいたらどのように教育にお金をかけたかと考えることがあります。
そんな子どもへのお金の使い方についての記事を読みました。
お年玉を子どもがマネーリテラシーを身に付ける機会にできないか。米国公認会計士の午堂登紀雄さんは「原則として、渡したあとは子どもに任せること。お年玉で節約を教えることは弊害が大きい。お年玉ではないが、ある親がした“ユニークなお金の渡し方”は一つの参考になる」という――。
この記事では、お年玉の話題から始まります。
よく親は、お年玉を貯金しないさいと言うものですが、そうではなく失敗してもいいから、目的をもってお金を使うことが大事だと筆者は述べています。
最後には、ある親のエピソードを紹介しています。
彼が高校生になったとき、親から突然1000万円を渡され、「これ以降は一切のお金の援助はしないから、自分なりによく考えて使いなさい」と告げられたそうです。
彼は1週間ほど考えたのち、親に証券口座を開設してほしいと言ってきた。それで株を買って運用を始め、大学の費用もその利益で賄い、海外留学までしてしまった。
その後はいったん会社に勤めるも、3年ほどで辞めて自分で会社を立ち上げ、今は経営者として頑張っています。
最初この逸話を読んだときに村上ファンドで有名になった村上世彰のエピソードを思い出しました。
子どものころに大学へ入学するまでのお小遣いとして100万円父からもらって、株式投資にお金を使い、いろいろと投資について学んだというものです。
結果としては、日本の高度成長期と相まって、彼が大学を卒業する時には株資産が1億を越えていたっていう有名な話です。
ただ自分に子どもがいたらこのようなことは、怖くてできないですね。
村上世彰のケースもこの記事の1000万円渡された子どものケースもたまたま投資のタイミングに恵まれ、運がよかったという面もあります。
投資というのは、長年株式投資をしていると個人の才覚だけではなく、時期も大事だということが分かります。
時期によっては、失敗したケースもあったと思います。
この記事の親の場合でいえば、子どもが1000万円をすべて失ってしまった場合は、どうしたかの方が知りたいです。
むしろ、同じようなことをしたら、失敗する子どもの方が多いかもしれません。
かなり裕福な親だから1000万円くらい失っても、どうっていうことなくて、泣きついてきた子どもの大学への学費は、出してやったかもしれません。
そうすると子どもは、援助されるのが当然と思って、かえって親に依存するというマイナスの効果しか与えなかったような気もします。
正直言って、このような親の行為は、そしがやにはできないです。
自分が両親にしてもらったように、子どもに対しては大学までは普通に学費を援助するようにしたでしょうね。