週刊ダイアモンドを読んでいたら、最新号は、タカラヅカの特集でした。
宝塚歌劇団の創業者の小林一三のひ孫にあたる、宝塚歌劇団の重役の方がタカラヅカについてインタービューを受けていました。
その中で、インタービュアーがAKB48は、タカラヅカの影響を受けていますね、という質問をしていました。
この質問を読んで、AKB48とタカラヅカが似ていると思っている人は、そしがやだけではなく、他にもいるんだと何か安心しましたね。
この二つは、ずっと似ていると思っていて、気になっていたのです。
どんなところかというと、
具体的には、
タカラヅカには、トップスターという仕組みがあります。
劇団員の頂点に立つスターで、いつも踊りや歌の中心にいます。
無論、人気も一番です。
一方、AKB48には、センターがいます。
楽曲のメインボーカリストでステージの中心にいます。
ですが、そんなトップスターやセンターも固定されたものではありません。
トップスターは、数年で退団し、別の団員に変わります。
またセンターは、総選挙で決まりますが、今まで2年続けて1位になったメンバーはいません。
人気のあるメンバーでも、卒業があります。
タカラヅカの退団に似ています。
またタカラヅカはいくつかの組があります。
今現在は、5つの組で、それぞれにトップスターがいます。
時々各組の中で団員の入れ替えがあるようです。
これは、この記事を読んで初めて知りました。
AKB48には、地方に姉妹グループがあります。
国内に4つ、海外に2つです。
タカラヅカと同じように、メンバーの入れ替えがあります。
タカラヅカに宝塚音楽学校があり、AKB48には、研修生がいます。
それぞれその中から選抜され、ステージに立ちます。
何か似ていると思いませんか。
AKB48が参考にしたんでしょうけど、そのキモは、うまく新陳代謝を図るということでしょう。
どんな人気グループでも長年同じメンバーだとよどんでくるということは、二つの組織の創設者は、見抜いていたんでしょうね。
ファンからすると好きだったメンバーがいなくなるのは、さびしいですが、ソロになっても応援はできるものです。
タカラヅカは、1914年以来の歴史があります。
100年以上です。
阪急電鉄のバックアップがあったとはいえ、すごいものです。
AKB48も100年以上続くのでしょうか。
まさかと思いますが、秋元康は、それを狙っているかもしれないですね。