そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

20代で隠居生活って、なんだかよさそう?

普段ネット上では、ヤフーニュースとMSNニュースを見ていますが、MSNにこんな記事がありました。

 

20代で隠居生活!? 週休5日を実現した究極の暮らし方とは

 

20歳代で隠居した女性の記事でした。

すこし内容を紹介すると、

―隠居生活について、教えてください

私は20代で隠居生活に突入しまして、都内でかれこれ5年ほど、悠々自適に暮らしております。隠居生活って、貯金を何十年も蓄えて、老後になってからじゃないとできないのでは? とか、親が金持ちだからそんな生活ができるんだろう、という声が聞こえてきそうです。でも実際やってみたら、そんなことはありませんでした。

 

20歳代で隠居というのが驚きました。

隠居って、老後のイメージでしたから。

でも魅力的なのも確かですね。

それにその女性は、経済的に恵まれていた人でもなく、普通の人のようです。
そしては、生活費はというと、

 

――隠居生活の生活費などはどうしているのでしょうか?

週に2日だけ、介護の仕事を入れています。月に7~8万円収入がありますから、それ以下で生活するようにしています。ここには家賃や水道光熱費、食費、税金、交際費などすべて入ります。

 

月に7~8万円で生活しているとのこと。

年間だと100万円以下の収入です。
普段の生活は、どうしているかと聞かれると

 

――どのようなことをしているんですか?

掃除、洗濯、散歩、読書、料理、長風呂、メールチェック、食材の買出し、公園で日向ぼっこ、食べられる野草を摘みに行く、などなど。このなかから、やりたいと思えばやるし、やりたくないときはやりません。誰にも怒られないけど、ほめてもくれない。隠居ですから仕方ありません。

 

この記事を見て、以前読んだ本のことを思い出しました。

『年収100万円の豊かな節約生活術』です。

 

 

東大卒で20年間無職で年収100万円で暮らしているという男性の本です。
親の残したアパートの収入だけで暮らしていて、食費は一日500円というものでした。


100万円あれば、どうにか暮らしていけるんですね。

そしがやがもっと前にこういう世界があるんだということを知っていたら、人生が変わっていたかもしれないですね。
この選択肢を選んだか、どうかはわからないけど、仕事に対する見方や世の中を見る目が違っていたでしょうね。

 

ただ、ちょっと心配になったのは、男性の場合は、50歳代だったのですが、
この女性は、まだ20歳代です。

これから平均寿命まで生きるとすると50年以上の人生があるわけです。


だから、50年間もこのような生活を続けるというのもちょっと辛いかな、という気もしますね。

もし、そしがやがこういう選択をしたら、そのうち、今の隠居生活とは違った世界を見たくなるときも来るかな、って思いますね。
10年後、20年後この女性がどうなっているかが、ちょっと気になりました。