「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持ちなさい」という言葉を耳にしたことがあります。
若いころの顔は、自分の責任ではないけれど40歳を過ぎたら、それまでの自分の行いが顔に反映されるから責任を持てという意味でしょう。
そしがや自身は、毎朝起きて鏡に向かって自分の顔を見ていますが、長年見慣れているせいか、特に感慨もないです。
みなさんは、どうでしょうか。
そんな中、「80代女性がなりたい顔」という記事を読みました。
番組では、10代と80代の男女の世代間ギャップなどを面白おかしくピックアップ。それぞれの世代に「なりたい顔」を聞いたところ、10代女性では1位から順に白石麻衣、北川景子、浜辺美波、新垣結衣、石原さとみと、人気女優の名前が挙がった。
これは、テレビ番組での調査結果を紹介したものです。
10代女性のなりたい顔がいわゆる美人女優に集中するのは、分かりますね。
多分誰しも予想することでしょう。
一方、80代女性への調査では、2位に吉永小百合、3位にオードリー・ヘプバーンと、国内外の大女優たちの名が。4位以下は草笛光子、高峰三枝子さん、松坂慶子の順だった。
80歳代女性への調査も2位までは、10代女性と同じように大女優たちの名前が載っています。
ただ意外だったのは、1位です。
これはそしがやも考えもしないものでした。
結局、1位は「自分の顔」だった。
これって、誰も予想できなさそうですね。
この記事によると1位は断トツだったと言います。
街頭での調査では、「自然でいいです」「年を取れば自然にしわは増えるわ、しみは出るわで。いいの、このまんまでいいの」「自分の顔で十分」などのように80年以上をともにした自分の顔への強い愛着を示す意見が多かったそうです。
それに同じように80歳男性に対しての調査でも「自分の顔」という答えが断トツでした。
そしがや自体は、まだ60歳代でこの記事の80歳代の男女のような域にはまだ達していません。
ですが、このテレビ番組で正解した唯一のタレントが「喜びより感動の方が大きい。かっこいい…」と述べているようにこういう風に思えるようになりたいですね。
それにしても日本の80歳代は、高齢化社会の真っただ中にいるはずですが、何か達観しているようにも感じました。
そしがやが80歳代になったときに好きな顔が自分の顔だと思えるようになっているでしょうか。