そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「NYの焼き鳥屋で1人2万円…」日本人は海外旅行に行けなくなる?

 

20年ほど前は、年に2、3回海外旅行に出かけていた時期もありますが、今はもう一切行かなくなりました。

その後は、国内の温泉旅行がメインになりましたが、それもコロナ禍で中断しています。

コロナ禍が落ち着いたら、温泉旅行は、再開しようとは思っていますが、海外へは多分、これから旅行することはないでしょう。

そんな海外旅行ですが、ちょっとした食事でも海外の物価高でとんでもない金額がかかるようになっています。

 

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「高級とは言えない平凡なカフェで朝食をとったら家族4人で1万円程度かかった。特別な物は食べていなくて、パンとコーヒーとかで……」

 最近ニューヨークに旅行したという日本人数人に聞いたところこんな答えが複数返ってきたのです。サンドイッチとコーヒーなどの朝食で1人20米ドル程度かかる店も多く、円安も拍車をかけ、日本円に換算するとそれだけで1人あたり2900円程度(1米ドル145円で換算)になったというのです。

 

特にアメリカの物価高は、顕著なようです。

日本だったら、朝食は一人1000円程度のものでしょうか。

そしがやがアメリカへ旅行したのは、20年前ほどですが、そんなに物が高いという印象はなかったです。

急激なインフレがアメリカで進行しているのは、明白ですね。

 

米国では朝食やファストフードでもこれほど高額を支払うことになるので、夕食ならばなおさらです。ニューヨークでは、「ふらっと立ち寄った適当な焼き鳥屋で1人2万円程度かかった」という声も聞きました。

 

旅先のニューヨークでわざわざ焼き鳥を食べるというのは、ちょっともったいない気もします。

もともとニュ-ヨークの日本料理店は、現地のレストランよりは、割高だし、旅行をしたら地元の料理を食べた方がいいと思うからです。

ただ旅行中に日本料理が懐かしくなる気持ちは、分かります。

それにしても一人2万円は高すぎですね。

 

なぜこんなに物価が高くなってしまったのでしょうか。いま、米国では平均時給が約32ドル(日本円で約4640円)でも働き手が見つからず、労働者不足を起こしています。ニューヨークでスーパーの惣菜を作る料理人に年収1000万円を支払うと言っても人が来ないという報道が日本でも話題になっていましたが、海外では日本と違って、企業がコスト上昇分をすぐに価格に転嫁するので、物価が上がりやすいのです。

 

こんな物価高の理由としては、人件費の上昇を挙げています。

ある意味ではこれが企業としては当然の対応かもしれません。

日本だと企業努力で値上げはできるだけ避けるのが一般的ですが、その場合、人件費である従業員の賃金を抑えます。

だからこそ物価は安いものの賃金も低いままという状態が続いているわけでしょう。

 

日本国内の物価も上がってきていますが、こういう記事を読むとまだマシかなとも思えます。

もう海外旅行へ行くことのない年金暮らしの身としては、現在の日本の物価水準がずっと続いてほしいものです。