近所にタワマンがあります。
10年ほど前に建設されたころは、一度は、住んでみたいと考えたこともありましたが、最近は、否定的な意見が増えてきたせいもあって、そんなに良いとも思えなくなっています。
ネット上の記事を見てもタワマンについては、肯定的なものは少ないように感じます。
そんな中、肯定派の意見を読みました。
筆者は、山手線沿線のタワマンの高層階に16年間住んでいるという不動産鑑定士ですが、メリット、デメリットを以下のようにまとめています。
■一般論のメリット
・眺望がよい
・共用施設や周辺施設が充実している
・セキュリティが高い(防犯・防災)
・耐震に強い
・ゴミ出しがいつでもできる
・日あたりが選べる
・高層階は虫の心配がない
・ステータスを感じる
■一般論のデメリット
・エレベーターが混む
・洗濯物をベランダに干せない
・地震の時が心配
・管理費や修繕費が割高
・住民意識に差が出る
ただこう見てくるとタワマンのメリットとしては、「眺望がよい」を除けば、必ずしもタワマンだけに限らないように思えます。
例えば、筆者は、「セキュリティが高い(防犯・防災)」を別の項目を設けて特に強調していますが、これは、低層のマンションでも「セキュリティの高い」ところは、あります。
また最後にあげている「ステータスを感じる」は、居住者の感じ方の問題なので、メリットとしてあげるほどのものではないものでしょう。
つまり、そしがやがこの記事を読んで感じたことは、ワタマンのメリットは、眺望以外には、なさそうだということです。
タワマンといえば眺望…「1週間で飽きる」ことはない
視界を遮るものがない魅力は大きいです。「眺望は1週間もしたら飽きる」といわれますが、いつでも眺望が確保されていることの安心感に変わりはありません。
このように筆者も述べています。
確かにこれだけは、低層のマンションでは、味わえないものでしょう。
しかし、そしがやの場合は、眺望とタワマンのデメリットとを比べるとあまりタワマンに魅力を感じないというのが正直なところです。
これって、人さまざまなので、無論、現在居住している人や別の見解を持つ人を否定するつもりはありません。
ただ近所のタワマンができた10年前に感じたあこがれに似た気持ちは、今はもうないということだけは、確かですね。