現在、リタイア生活を送っていますが、ほぼリタイア前に予想していた日々です。
ここ2年間ほどは、コロナ渦によって、いろいろと活動は制限されるのは、さすがに予想できませんでしたが、こればかりは、ほかの人も同様でしょう。
そんなわけで楽しく暮らしています。
仕事もしていないので、同じ年齢で働いている人から見れば、お気楽な毎日に見えそうです。
そんなお気楽なリタイアができた理由を考えてみました。
1 借金をしなかった
現在、経済的に余裕があるのは、住宅ローン等の借金をしなかったことが大きいです。
人生でした唯一の借金は、大学の時の奨学金ですが、卒業後10年で返し終わってからは、借金を一切していません。
借金をすると返済に毎月返さなくてはいけないので、日々のほかの支出に影響を与えます。
また精神的にも負担感があります。
実際に35年ローンとか抱えていたらと想像するとかなり気が重くなります。
その場合は、いまだに働いたかもしれません。
今住んでいるマンションは、現金で購入しましたが、それまで安い公団の賃貸に住んでいて、貯まるのを待って、購入に踏み切りました。
これでよかったと感じています。
2 無駄な消費をしなかった
無駄な消費という定義は、人によっても異なると思いますが、そしがやにとっては、自分の価値観に合わないものを購入してしまうということです。
そんなわけでクルマを持っていませんし、タバコもやりません。
クルマは、東京都という公共交通機関の発達した都市にずっと住むと決めているので、必要ないと思っているからです。
クルマが必需品の田舎に住むつもりなら、購入したとは思いますが。
またタバコは、健康に悪いことが明らかなので、喫うことはありません。
それに民間の保険も入っていません。国の保険で十分だし、もしもの時は、自分の貯金でまかなうつもりです。
アルコールは、勤めているころは、付き合いで飲むことはありましたが、現在では、コロナ渦になってしまったということもあり、ここ2年ほど全く飲んでいません。
3 仕事を辞めなかった
公務員を38年間続けましたが、これがすべての経済的基盤になりました。
この仕事があったからこそ、リタイア資金を貯めることができたわけです。
途中、精神的につらくなり、辞めたくなったことはありましたが、辞めたあとの生活のことを考えると何のスキルも持たない男がほかの仕事で公務員時代以上の収入を得ることができるとも思えず、踏みとどまりました。
途中、何人かの同僚が若くして退職していきましたが、司法試験に受かって、弁護士になった同僚を除けば、経済的には、公務員時代と同様の収入を得ることはできなかったのではないかと思います。
4 投資を続けた
20歳代後半から株式投資を始めました。
これは、両親が株式投資をしていて、よく日経新聞を読みながら、二人で株の話をしていたことや職場の先輩でやっている人がいたので、影響を受けたという面が大きいです。
最初は、バブル前で誰でも儲かるころでした。
ただその後のバブル崩壊やリーマンショック等あり、山も谷もありましたが、長期保有に心がけたということもあり、リタイア資金を稼ぐことに役立ったことは間違いありません。
現在も株式投資は、していますが、利殖という面だけでなく、日本や世界の経済の動きを知ることができるので、これからも続けていくつもりです。
以上の4つをしてきたことが、現在のリタイア生活の基になっています。
いずれも特別なことではなく、誰でも出来ることだし、実行している人は、多いでしょう。
また人によっては、そしがやと違うやり方で実行して、もっと若くしてリタイア生活を送っている人もいます。
いずれにしても自分の価値観にあった方法でやる方が長く続くし、大事なことだと思います。