宝くじは、「愚者の税金」という言葉もある通り、ほとんど税金のようなものだと考えているので、買ったことはありません。
リタイアした今でさえ税金を払っているのに、それ以上払う気にならないからです。
ですが、宝くじ売り場に並ぶ人を否定する気にはなりません。
そしがやの代わりに喜んで税金を払ってくれているからです。
宝くじの購入金額の50%近くは、地方自治体で高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などとして使われています。
そんなわけで、より多くの人が宝くじをもっと購入してほしいくらいです。
このような宝くじですが、こんな記事を読みました。
単独としては北米宝くじ史上最大の当選額(7億5870万ドル、約830億円)となった宝くじを当てた人が24日、賞金を取りに現れた。
2児の母親であるメービス・ワンジックさん(53)は、宝くじをマサチューセッツ州チコピーのガソリンスタンドで購入した。
米国の宝くじ「パワーボール」は6個の数字を選んで購入する。当選番号となった6、7、16、23、26、4を見事に当てたワンジックさんは記者会見で、すでに仕事を辞めていることを明かした。
この記事を読むと写真を含め、氏名、年齢等の個人情報が公開されています。
米国のこの手の記事を目にするとほとんど場合、個人情報が公開されているように感じますが、大丈夫なのでしょうか。
普通の感覚だと個人情報を公開しない選択を選びそうですが、公開することによるデメリットを考えないのでしょうか。
例えば、妬みから脅迫されたり、強盗に狙われたり、場合によっては、生命の危機だってあるかもしれません。
そんなわけでネットで調べるとアメリカでは、州にもよりますが、高額当選者は氏名を公表する義務があるようです。
それは宝くじの胴元が当たったと言って当選金を支払わない不正を避ける狙いがあるからです。
ですが、普通の日本人の感覚だと、そこまでオープンにしなくてもよさそうに感じます。
ネット上には、宝くじの高額当選者のその後の悲惨な末路の記事は、いくらでもあるので、かえって、この女性が心配になります。
この記事の当選者の女性のその後の記事をネットで探しました。見つかりませんでしたが、今のところ、不幸な末路は迎えていないようです。
会見でワンジックさんはガムを噛みながら、「一番最初にやりたいのは、ゆっくり羽根を伸ばすこと」と話した。
本人は、このように当選時には、語っていましたが、その後どのように日々を過ごしているか気になります
「かないそうもない夢を持っていたけど、かなっちゃった」
このようにも述べていますが、夢がかなった後どうしているか、知りたいところです。