現在住んでいるマンションは、築20年ほどの物件です。
引っ越してきて、12年ほど経ちますが、終の棲家のつもりです。
周りの環境もいいし、間取りも夫婦二人暮らしには、ちょうどいいと感じていて、不満はありません。
ですが、時々マンションを売却するためと思われる改装工事が行われています。
居住者の中には、高値になるのなら、売却を検討している人もいるということでしょう。
マンションが高値で取引されていると知って、売るかどうか迷っている人の記事を読みました。
はじめまして。独身49歳女性ですが、築19年のマンションを売却するかしないかについて悩んでいます。
というのも、売却するつもりはなかったのですが、リセールバリューの高いマンションで、現在高値で取引されているらしく5,000万円ぐらいで売れそうなので、それで投資信託などに預けて財産を増やしてみてはどうかと考えているからです。このままあと30年ぐらいこのマンションに住み続けた方がいいのか、マンションを売却して財産を増やしたほうがいいのか迷っています。
3%ぐらい利益が出れば十分と思っていて、安定を求めた投資を考えています。マンションの売却で得た利益をどのように増やしていけばいいか、またはやめたほうがいいか、注意した方がいい点など教えてください。(後略)
都内のマンションに住む相談者は、もともとは、売る気がなかったのですが、高値で売買されていることを知って、悩み始めてしまったというものです。
相談者は、年収は、400万円ぐらいで、副業もしていることもあり、手取りは、420万円ぐらいとのこと。
資産はNISA や iDeCo、普通預金と合わせて1,800万円ほどあります。
この相談には、ファイナンシャルプランナーが答えています。
5,000万円で売却できれば、今の生活を極端に切り詰めて貯蓄しなくても楽に老後資金と新たなマンションを手に入れることができると判断して売却するもよし。今の生活のまま、コツコツと毎月の積立て投資でお金を増やしながら老後資金を準備するもよし。老後資金の見通しが立つことで、マンションを売って投資でお金を増やす必要があるか否かといった判断もつきやすくなります。
相談者様が必要とする老後資金がいくらになるのか備えを確認した上で決められたらいいと思います。
具体的なシュミレーションをしたうえで、FPは、以上のような結論を出しています。
結局、売却するかしないかは、相談者に任せています。
また投資については、資産・地域・時間を分けるといった「分散投資」を推奨しています。
相談者は、具体的なシュミレーションをしてもらい、判断しやすくなったのではないかと思います。
相談者が最後には、どういう結論を下したかは、この記事では、触れられていませんが、そしがやの場合であれば、現在住んでいるマンションが、たとえ購入時よりも高い値段で売買されていても売却することはありません。
マンションそのものや周りの環境が気に入っているからです。
相談者が最後にどういう結論を下したか、気になりますが、その後を取材した記事も読んでみたいところです。