そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

実は続出「マンション管理会社が突然撤退」の怖さ

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現在のマンションに引っ越してきて、10年ほど経ちます。

その間に管理会社は、何度か変更になり、現在の会社は、4社目です。

ほかのマンションの状況は、分からないのですが、ちょっと変わりすぎとも思えます。

 

変わった理由は、2社目と今回の4社目の変更の時は、その前の管理会社の管理状況が悪いと理事会で判断してのものでした。

3社目の変更の時は、大規模修理の資金が足らなくなるということで管理費の安い会社にしたという経過がありました。

そんな管理会社の変更ですが、これからは、管理組合と管理会社の立場が逆転するという、大きな転換期を迎えているとの記事を読みました。

 

toyokeizai.net

今やマンション管理組合と管理会社の立場は逆転した。これまでは管理組合が管理会社を選ぶ側にあった。「お前たちの代わりなんて、いくらでもいる」。管理会社に捨てぜりふを吐いて、リプレース(管理会社の変更)を実施した管理組合もかつてはあった。

だが現在は、管理会社が管理組合に「三行半(みくだりはん)」をつきつけるケースが続出している。

 

この記事によると住民側の管理組合が選ぶ立場から、逆に管理会社がマンションを選ぶ立場への逆転したという内容です。

いままでのそしがやの住んでいるマンションの管理会社の変更の経緯からするとかなり意外なものです。

マンションの管理会社の変更には、管理組合の理事会で数社から見積もりを取りましたが、いずれも管理組合側が選ぶ立場にあったからです。

 

三行半の背景には、管理会社側の厳しい経営状況がある。これまでは委託費を安く提案し、管理戸数の獲得に邁進してきた。管理を担えば修繕工事など派生する仕事の受注も見込めるためだ。

ただ、ここ数年、人件費や資材費の上昇で管理会社の安値攻勢は限界を迎えた。大手管理会社の幹部は「社員の人手が不足しているため、管理戸数を伸ばすよりも、採算の取れる物件を厳選して受託している」と話す。

 

こういう背景には、管理会社側の厳しい経営状況があるという指摘です。

この記事からするとそしがやの住んでいるマンションもいままでのように管理会社に対しては強く出ることはできなくなりそうです。

この記事では、ほかにも管理費や修繕積立金も上がり続けているということを明らかにしています。

そのために管理会社側も管理組合側もそれらに対応する必要に迫られているといいます。

 

マンション管理のあり方が大きく変わろうとしている。この「転換期」にどう対応するべきか。マンション住民や管理組合、そして管理会社など関係者は柔軟な姿勢で対応することが求められる。

 

最後は、このように結んでいますが、そしがやのマンションも今までのように頻繁に管理会社を変えることは難しくなったことは確かなようです。