60歳でリタイアする前には、それなりの準備をしていました。
その後、6年経ち、おおむね予想したようなリタイア生活を過ごしています。
やはり前もって備えておいてよかったと考えています。
無論、いくつかの予想外のことは、ありましたが、それは、いかに用意していてもありえることでしょう。
多分、リタイアした人は、そのように準備してリタイア生活を送っていることと思いますが、ほかの人がどのように備えていたかも気にはなります。
そんな記事を読みました。
昨年3月、夫が68歳で退職したhiyodoriさん(仮名)。「70歳まで働くと言っていたので急な退職に驚きましたが、年金生活に備えていたので不安はなかったです」と話します。
これは、hiyodoriさん60歳の体験です。
夫が68歳まで仕事をしていました。
60歳で仕事を辞めたそしがやとは、辞めた年齢は異なりますが、この記事を読むと共通している面が多いと感じました。
●老後までにやってよかった3つのこと
<1:もらえるお金を事前に確認>
夫の退職前に年金について勉強し、夫婦で年金事務所に出向いて年金額を確認。 「年金額がわかったことで、今の生活のなにがぜいたくで削れそうか、見直す覚悟ができました。おかげで、年金生活への漠然とした不安も解消」
老後までにやってよかったことを3点取り上げています。
1つ目は、年金額の確認です。
これって、リタイアする人は、みな確認すると思いますが、リタイア生活の中心になるのは、やっぱり年金です。
そしがやも自分で確認して、年金額を計算しました。
受け取れる額がはっきりすれば、リタイア生活の経済的な方向性も見えてきます。
<2:住居を確保して大きな出費を抑える>
老後ずっと安心して過ごすために、現役中に家を建て替え。 「高齢になって資金も意欲もなくなったとき、建て替えやリフォームが必要になるのは負担が大きすぎます。現役のうちに対応したことで、心のゆとりができました」
住宅も大事です。
そしがや自体は、賃貸派だったのですが、結局リタイア前に分譲マンションに住むことになりました。
hiyodoriさんと同じように心のゆとりができたことは確かです。
<3:夫婦それぞれ自分の居場所をつくる>
家の建て替え時にこだわったのは、夫婦それぞれの個室をつくること。 「年金生活では夫婦とも自宅にいる時間が増えるので、自分ひとりになれる場所が絶対に必要。お互い自分の部屋で好きに過ごせるから、夫婦一緒の時間も楽しく過ごせています」
これが夫婦で暮らすには、一番大切かな、と感じています。
職場に行かなくなったので、在宅する時間が増えました。
個室がないとトラブルが増えるだけです。
自分の部屋が必要だというのは、まったくhiyodoriさんと同感です。
多くのリタイア予定の人は、リタイア後の生活に備えていろいろと考え、準備すると思いますが、この記事の2つ目と3つ目は、意外と気づかない点かもしれません。
そしがやも2つ目は、そんなに大事だとは思っていませんでしたが、結局、マンションにしてよかったのかな、と考えています。
それは3つ目にもつながります。
前に住んでいた公団住宅の時は、それぞれの部屋がなかったので、個室のないもどかしさを感じていたのですが、今は夫婦それぞれの個室があって、よかったです。
無論、以上の3つの点は、それぞれの家族の形態や考え方によって異なるでしょうが、このhiyodoriさんのケースは、そしがやにとっては、共感できました。
それにこれからリタイアする人にとっては、参考になる点が多い記事だと思います。