9月も半ばになり、だいぶ秋めいてきました。
日中は、まだ暑いものの朝晩は、だいぶ涼しくなり、街で見かける人の服装も長袖が多くなりました。
以前は、夜になっても気温が下がらず、なかなか寝付かれなかったものですが、いまは、ベッドに入ると比較的すぐに入眠できています。
夜中に蒸し暑さで目覚めることもなくなり、熟睡感があります。
これからしばらくは、一年でも一番いい季節なので、この秋を楽しみたいと思います。
リタイアする前のことを思い出すとこういう季節の変化を楽しむ余裕がありませんでした。
日々、仕事に追われていたので、季節の移ろいに気づくこともなかったのです。
本当のことを言えば、楽しむ時間が全くなかったわけではありませんが、心のゆとりがなかったのでしょう。
いつの間にか夏が終わり、秋が来ていたという感じでした。
近くの川沿いの遊歩道を散歩することもなかったので、今の季節でいえば、日差しや吹く風が穏やかになってきたことや夏の暑さに耐えてきた木々がまた元気を取り戻したりしていることに心を動かされることもありませんでした。
いまは、そういう季節の変化を感じています。
これって、リタイアして本当に良かったと思うことの一つです。
それ以上に良かったと思っていることが健康のことです。
体の健康もあるのですが、心の健康の方に強く感じています。
食事が規則的になり、仕事をしているころのようにドカ食いをすることがなくなりました。
以前は、仕事のストレスがあったので、満腹になるまで食べていました。
職場から帰ってきた後の夕食は、その傾向が強く、食後は、すぐには、動けないほどでした。
そのせいかよく下痢をしていました。
今は、食事量も減ってきて、お腹の調子もいいです。
それに加え、心が穏やかになりました。
以前はあまり好きでもない酒を家でも飲むことがありました。
これもストレス発散という面が大きかったものです。
いまは家では飲むことは全くありません。
これは健康にもいいし、経済的にも助かっています。
コロナ渦で飲み会もなくなったので、ほぼ1年半ほどは、アルコールを口にしていません。
リタイアしてよかったことについて触れてきましたが、仕事に付きまとうストレスから解放されたことが大きいということでしょう。
遊歩道などの散歩で季節の移り変わりを感じることができるようになり、心の平安を取り戻したのです。
季節は、これから秋が深まり、冬に向かいます。
寒い冬は、嫌いなので、後しばらくの秋を楽しみたいですね。