両@リベ大学長のyoutubeは、よく視聴しています。
お金に関する内容で、いつも勉強になっています。
これだけの内容のものが無料で見ることができるとは、いい時代になったものです。
そんな両@リベ大学長が書いた「お金の大学」を読みました。
内容はと言えば、節約、副業、投資等について網羅的に解説したものです。
イラストや表を多用して、分かりやすく書かれています。
以前、ファイナンシャルプランナーの勉強をしていたことがあるので、その時の教科書の内容に近いです。
ただファイナンシャルプランナーの教科書から見るとかなり踏み込んだ部分もあります。
例えば、副業の部分では、お勧めの8つの副業が紹介されています。
せどり、プログラミング、ウェブデザイン、動画編集、ハンドメイド、アフィリエイトブログ、youtube,デジタルコンテンツ販売です。
いずれの初期費用が比較的少なくできそうなものです。
具体的にこう紹介するということは、書く方にもかなりのリスクがあるとは思います。
つまりこういう副業を実際にやってみた読者から失敗した時に苦情が来るというリスクです。
無論メリットとともにデメリットも書かれていますが、中には無条件で鵜呑みにしそうな読者もいそうです。
これは自己責任でやるしかないでしょう。
他にも投資対象としてインデックスファンドの中でも具体的にアメリカのS&P500に連動したインデックスファンドが推奨されています。
これらは、ファイナンシャルプランナーの教科書には、絶対触れないものです。
またこの本を読んで知ったことに投資の出口戦略があります。
インデックスファンドを取り崩す方法ですが、二つ紹介されていました。
① 引退時の資産残高×4%を定額で取り崩し続ける
② 引退時の資産残高×4%を低率で取り崩し続ける
インデックスファンドの積み立てについては、いろいろと紹介されていて、理解していつもりですが、引退時になったときにどう取り崩していいのかは、よく分かっていませんでした。
上記の2つの方法はいずれもインデックスファンドによって積み立てた資産が比較的長持ちするという研究があるので、説得力がありました。
ただそしがやの場合は、引退しているし、インデックスファンドは、やっていないので、もう参考になりませんが、これから投資をしていこうという人には、かなり実践的なアドバイスになると感じました。
この本の全体的な印象としては、これから投資を始めようとする人にとっては、かなり参考になるものです。
両@リベ大学長のyoutubeを見ている人にとっては、すでに知っていることが多いかもしれませんが、そういう人でもこの本を読むことでかなりお金に対しての考え方が整理されると思いました。
ただ実践する場合は、どの投資本にも言えることですが、自己責任だということだけは、忘れないことが必要ですね。