現在は、妻との二人暮らしです。
そしがやの年金をベースとして生活しています。
そしがやがもし倒れたらと考えるときがありますが、年金が出ているので、二人の生活に困ることはないと思います。
ですが、勤めていて、まだ年金が出ていないころにそしがやが倒れたら、妻は、働いていない専業主婦なので、生活に困ったかもしれません。
そんな状況に襲われた専業主婦の記事を読みました。
「夫は少なくとも65歳まで、できれば70歳まで働くつもりでいました。それなのに、まさか50代で働けなくなってしまうなんて…。これからの生活のことを考えると、心配で夜も眠れません」
これは、夫の康太さんが55歳で脳出血で倒れてしまった51歳の専業主婦の安田さよ子の事例です。
それまでは、二人の子供がいますが、二人とも独立して、夫婦だけの生活になったので、さよ子さんは、自分の時間とお金を自由に使ってきたようです。
「老後に備えて貯金しないといけないけど、家計の節約を始めるのはもう少し先でもいいよね? 今まで子育てで我慢してきたんだし、ちょっとだけ自分の人生を楽しみたい」
さよ子さんは、老後のことも考えることもなく、友人とのランチや旅行を楽しむようになりました。
お金の使い方も派手になり、時には洋服やアクセサリーだけで月に10万円以上も使ってしまうこともありました。
夫の康太さんは50代でまだまだ現役だったからです。
大学病院に運ばれた康太さんは、脳出血を起こしていたため即手術に。幸いにも手術は成功しましたが、脳出血による後遺症が残ってしまいました。右半身に麻痺が残り、手足や指先は固まったまま動かせません。右手が利き手だったので、日常生活に支障が出るようになってしまいました。
しかし、そんな康太さんが倒れてしまい、後遺症が残ってしまったのです。
そのせいか、夫は就労も難しくなりました。
もし有給休暇を全部使い切った後も職場に復帰できなければ、休職扱いとなり給料は発生しなくなってしまいます。そのためさよ子さんは、会社から「有給休暇を使い切った後は傷病手当金を申請してください」との説明も受けました。
会社からは、とりあえず、有給を取ってくださいということでした。
ですが、そのあとは、傷病手当金を申請するということになりましたが、それも最長で1年半で終わってしまいます。
そのあとは、会社の就業規則によると自動的に退職になるとわかって、さよ子さんは、不安が一気に押し寄せ、目の前が真っ暗になってしまったというものです。
こういうケースって、よくありがちですね。
夫の収入に依存していて、いつまでも夫は働けると楽観視していたというものです。
悪く言えば、夫をATMのようにしか見てこなかったということでしょうか。
本来であれば、子どもたちが独立したところで、老後のことをもっと考えるべきだったんでしょうね。
現在の貯蓄等については、述べられていませんが、ここまで不安を感じているということは、あまり貯蓄もないのかもしれません。
確かに月10万円も洋服等に使っていたのなら、そう思えます。
とにかく、夫が倒れてしまった以上、さよ子さんは、働くしかないでしょう。
まだ51歳と若いし、人で不足なので、仕事はいろいろとあると思います。
問題は、今までの専業主婦の感覚になれてしまったことでしょうか。
この記事を読む限りは、働こうという選択は、さよ子さんには、なさそうです。
早く気持ちを切り替えてほしいものですね。
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