そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

父の遺産をすべて持っていった姉と絶縁して

そしがやの場合は、両親の遺産の相続は、きょうだい間で等分に分割して、問題なく終わりました。

その後も普通にきょうだいたちとは付き合っています。

ですが、きょうだいたちが親の遺産を巡って争い、絶縁状態にある親戚もいます。

一度そういう状態になってしまうともう修復は、無理なようでその後、関係を修復したという噂が耳に入ってくることはありません。

そんな遺産を巡る争いは、よくあるようでこんな記事を読みました。

 

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「小さいときから仲のいい姉妹だったんです。私は争うつもりは一切なかった。姉がどうしても遺産がほしいなら、それでもいいと思っていました。でも騙されるのはたまらなくいやだった」

アキエさん(43歳)は暗い表情でそう言った。3歳年上の姉・ヨウコさんと絶縁状態になって3年がたつ。

 

アキエさんは、父の遺産を巡って、姉のヨウコさんに騙され、実家等の遺産をすべて失います。

 

「6年前、父が脳卒中で倒れたんです。半身麻痺になり、認知症も発症してしまったので、半年後には施設へ入れるしかないという話になって……。(後略)」

 

アキエさんは結婚してから、父のことは姉に任せきりしてきました。

そんな父も施設に入ることになり、子どもの世話で忙しいこともあり、父のことは、姉の言うがままでした。

 

その後、姉は結婚をすることになり、相手の男性にも会います。

父には、借金があると言われ、姉のことを疑わず、財産放棄の書類にサインをしてしまいます。

 

ですが、1か月後真実がわかります。知らない施設から電話があり、父が死んだという話を聞き、そこに行くと姉と一緒に見学に行ったきれいな施設ではなく、見すぼらしいところでした。

おかしいと思い、実家に行くともうすでに実家は、ありません。

姉が売ってしまったようです。

姉との連絡も取れなくなってしまいました。

 

数か月後に姉から電話があります。婚約者という男に遺産の5000万円近くを貢いでいて、逃げられてしまったというものです。

数日後には、アキエさんの家にも来ます。

 

「詐欺が成立するかどうかわからないと姉は言っていましたね。とにかくわかったからもう帰ってと言うと、帰るところがないって。私は姉に1万円渡して、これでホテルにでも泊まって、そして二度と私の前に現れないでと叩き出しました。自分でも冷たいとは思ったけれど、救う気にはなれなかった。姉は父母のものがすべて詰まった実家を、そのまま売ってしまったんです。父母の写真もない、母の位牌もない、お金のことは百歩譲って許すとしても、両親の思い出をすべて家とともに壊してしまったことだけは許せなかった」

 

遺産相続に結婚詐欺が絡んだケースです。

姉は、結婚に焦り、妹を騙してしまったというものです。

たぶん、姉には、この結婚詐欺がなければ、きょうだいの間もそれまでのような関係が続いていたのかもしれません。

悲惨なケースですが、意外とありそうです。

 

10歳と7歳になったふたりの娘たちを見ながらも、アキエさんは姉のことは思い出すまいとしている。

「娘たちには一生、仲良くしてほしい。お金で仲違いしてほしくない。つくづくそう思っています」

 

最後にアキエさんは、このように述べています。

娘たちがある程度の年齢になったら、この姉とのケースを話した方が娘たちには、教訓になるような気もしました。

 

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